Perfumeの【PUPPY LOVE】ってどんな曲?
2008年リリースのアルバム『GAME』収録曲
アルバム『GAME』収録一覧
1.「ポリリズム」
2.「plastic smile」
3.「GAME」
4.「Baby cruising Love」
5.「チョコレイト・ディスコ」
6.「マカロニ」
7.「セラミックガール」
8.「Take me Take me」
9.「シークレットシークレット」
10.「Butterfly」
11.「Twinkle Snow Powdery Snow」
12.「Puppy love」
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/GAME_(Perfumeのアルバム)
2005年にメジャーデビューしたPerfumeには“近未来型テクノポップユニット”というコンセプトがありました。
テクノといえば世界の坂本龍一率いる『YMO』ですが、『YMO』以来のテクノアーティストです。
可愛い女子3人組がテクノサウンドと近未来的なダンスパフォーマンスを組み合わせたことで話題に。
多くの有名曲をリリースしているため彼女たちの楽曲を聴いたことがある方は多いと思います。
また、パフォーマンスの斬新さは業界でも随一。
プロジェクトマッピングやレーザービームを使うなど、ライブでの演出も度々話題になります。
そんな彼女たちは唯一無二の歌って踊るテクノアーティストとしての地位を確かなものにしていますね。
近年では海外での活躍も目覚ましく、さらにパフォーマンスに磨きがかかっています!
ツンデレな内容が胸キュン?!歌詞の意味を考察してみよう
それでは、早速【PUPPY LOVE】の歌詞を見ていきたいと思います。
ちなみに「PUPPY LOVE」の意味は「初恋」です。
初恋をする女の子の心情をポップサウンドに乗せて歌っている1曲。
どんな気持ちが綴られているのか気になりますね♪
特に歌詞の中で出てくる「ツンデレーション」というフレーズに注目です!
そして歌詞の中から見えてくるツンデレな相手とはどんな人なのかも解説していきます。
(繰り返し部分は一部割愛しています。)
みんなの前だと冷たいキミ
そんな 退屈なフリして
今は 気分じゃないとか
きっと キミは言うけど
ホントは そうじゃない
出典: PUPPY LOVE/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
Aメロ部分の歌詞です。
1、2行目からは主人公が付き合っている彼に取られている態度のことを綴っています。
つまらなそうにしている彼だけど、本当は退屈しているわけじゃないということを知っているという内容。
恋する相手に冷たくあしらわれても、そんなことないと思える心理は見習うべきものがありますね。
タイトルから初恋だと仮定すると、初恋ならなおさら相手の言動に一喜一憂してしまうもの。
しかし主人公はどこか余裕すら感じます。
その余裕は一体どこからくるのでしょうか?
本当の気持ちは知っているよ
どうだっていいみたい感じ
不器用な表情も好きだよ
みんながいる前では いつだってそう
まるで機嫌悪いみたい
こんなやつって態度して
見えない角度で手をつないできた
出典: PUPPY LOVE/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
この歌詞からは、自分といる時とみんながいる時とでは態度が違う彼氏への愛が溢れています。
わざとそんな態度をしているということを知っているからこそ、それすらも好きの一部と思えるのでしょう。
“私のことなんて興味ない”そんな風に捉えちゃう女子もいる中で、なんとも前向きな主人公。
どれだけ機嫌が悪いような態度を取られても、隠れて手をつないでくる彼にキュンとしちゃうのです。
そして彼の気持ちが、例えば照れ隠しだったりすることを理解しているのだと思います。
気持ちとは裏腹な冷たい態度、そしてふとした時にやってくる彼からの「好き」という気持ち。
それを交互に出されてしまうと、「なんなのよ」を通り越して愛おしくなってしまうかもしれません。
ツンデレなキミが好き
絶対的な信頼と 対照的な言動
絶望的な運命が ある日恋に変わる
一方的な表現の ツンデレーション キミが
好き わかりにくいね puppy love
出典: PUPPY LOVE/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ