こぶしファクトリー6枚目のメジャーシングル
マキシシングル(両A面)の「きっと私は/ナセバナル」
「きっと私は/ナセバナル」(きっとわたしは/ナセバナル)は、2018年8月8日にアップフロントワークス(zetimaレーベル)から発売されたこぶしファクトリーの6枚目のメジャーシングル。同日、mora(レーベルゲート)にて96KHz/24bitによるハイレゾ版(ファイル形式はFLAC)を含むダウンロードシングルとしても同時配信された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/きっと私は/ナセバナル
江南スタイル/サイ
こぶしファクトリーの『きっと私は』を聞くと、軽快なリズムやノリのいいエレクトロニカなサウンドが流れてきます。
そして、こぶしファクトリーメンバー5人の息の合ったステップやダンス。
一瞬、エレクトロニカなサウンドとポップなダンスで有名な、YouTubeで世界的大ヒットとなった江南スタイルを彷彿とさせます。
しかし、そこはメロディーメーカーつんくのマジック!
VERSE(歌詞)に突入するや否や、つんくの手がける女性アイドルグループやタレントの「ハロー!プロジェクト」特有の甘いメロディーとリズムに転調して歌が進行していきます。
今回は、つんくが初めてこぶしファクトリー向けに書き下ろした新曲『きっと私は』をご紹介していきます。
つんくの歌詞には、爽やかで甘酸っぱい青春を謳歌している若い女の子の切ない気持ちがメロディーにたくさん込められています。
また、ポップでありながらラップ調にもなっているこの楽曲の魅力をお届けします。
こぶしファクトリーとつんくのコラボ!
つんくが初めて楽曲を提供
アップフロントプロモーションに所属するこぶしファクトリーのメンバーは、5人組の女性アイドルグループです。
2014年までアップフロント系列の総合プロデュースを手がけていたつんくは、彼女たちに初めて楽曲を提供することになりました。
シャ乱Qを経てハロープロジェクト等の音楽プロデュース
つんくと言えば、90年代に一世風靡したヴィジュアル系ロックバンドであるシャ乱Qのフロントマンでしたね。
自身のバンドでの成功後も、モーニング娘。等で音楽プロデューサーとして大活躍しています。
そんなこぶしファクトリーとつんくのコラボから垣間見られるのは、どちらも若者の屈折したやるせない気持ちや切ない心情を吐露している歌詞と心地よいメロディーではないでしょうか。
「きっと私は」は、彼女たちと一緒に歌って踊れる軽快でリズミカルなサウンドと共感を呼ぶ歌詞が魅力となっています。
また、ダンスの振り付けや可愛らしい衣装も多くの若者に受けて支持されている要因ではないかと思います。
『きっと私は』の楽曲構成を解説します
ラップ調のテンポとビート
とうとう私だけになっちゃった 彼氏なし ああ退屈だ 髪でも切り行こうかな
出典: きっと私は/作詞:つんく ラップ詞:U.M.E.D.Y. 作曲:つんく
この楽曲ですが、上記のAメロの後に、以下の歌詞がラップ調で組み込まれています。
叫べ!ひとりで。
一緒に帰った友達
一緒に学び教わった友達
みんなそれぞれ大人になってくね
みんな立派に(立派に、立派に)なってくね
出典: きっと私は/作詞:つんく ラップ詞:U.M.E.D.Y. 作曲:つんく