メリーアン（THE ALFEE）は初の〇〇入りした曲？！歌詞の意味を解説！TAB譜も紹介♪

1974年、1stシングル「夏しぐれ」でデビューしたアルフィーは当時「ALFIE」というスペルでした。

当時はまだフォークソング全盛期だったため、フォーク・アイドルグループとしてデビューした3人。

残念ながらあまりぱっとしませんでしたが、デビュー曲の作詞は松本隆、作曲は筒美京平というゴールデンコンビによる楽曲でした。

THE ALFEEのメンバーは驚いたことに高校からの同級生です。

高見沢俊彦と桜井賢は明治学院高等学校の同級生で、桜井賢がTHE ALFEEの前身となる「Confidence」を結成。

その後、メンバーの入れ替わりを経て都立隅田川高校の生徒だった坂崎幸之助がConfidenceに加入しました。さらに明学で別のバンドに加入していた高見沢俊彦もConfidenceに加入。

デビュー当時はもう1人メンバーがおり、4人組でしたが1975年に1人脱退し現在のメンバーに固定しました。

Confidenceというバンド名は「オリジナル・コンフィデンス（オリコン）」と紛らわしいので「ALFIE」としてメジャーデビューしました。

その後スペルが「Alfee」に変わり、サウンドテイストもフォークからロックへと変化し「ALFEE」という表記に変更。

現在の「THE ALFEE」となったのは1986年リリースされたシングル「SWEAT & TEARS」からです。

ここではTHE ALFEEに統一して表記させていただきます。

今でこそ4大ドーム（東京ドーム、ナゴヤドーム、ヤフオク！ドーム、京セラドーム大阪）を制覇したら一流アーティストですが、かつては武道館公演こそが一流アーティストの証でした。

1983年8月24日、THE ALFEEはまだヒット曲もなく、知名度も低かったにもかかわらず、記念すべき第1回目となる武道館公演を開催したのです。これは当時としてかなり異例のことでした。

同年6月21日にリリースされていた16thシングル「メリーアン」が徐々にランキングを上げ、武道館公演あとにオリコントップ10入りを果たしました。

1983年6月21日にリリースされた16thシングル「メリーアン」は、タイアップ曲でもないのにジワジワと人気が上昇し、THE ALFEE史上初、オリコントップ10入りを果たしました。

同年8月11日放送「ザ・トップテン」（TBS）の人気コーナー「今週のスポットライト」で初出演。その後最高3位まで登りつめました。

累計37.3万枚を突破した「メリーアン」で、THE ALFEEは第34回NHK紅白歌合戦に出場しました。

ちなみにこれが初出場ではありません。非公式ですがそれより以前、由紀さおりのバックバンドとして出場していましたが、自分達の曲で出場したのは「メリーアン」です。

「メリーアン」以降のTHE ALFEEは「星空のディスタンス」（1984）、「恋人達のペイヴメント」（1984）、「サファイアの瞳」（1987）と次々とヒット曲を連発。

THE ALFEEとして30年以上にわたり、リリースする楽曲すべてオリコンチャートにランクインするという偉業を成し遂げ、現在もその記録を更新中です。

「メリーアン」作詞：高見沢俊彦・高橋研／作曲：高見沢俊彦／編曲：THE ALFEE

「メリーアン」「星空のディスタンス」「恋人達のペイヴメント」「シンデレラは眠れない」など1980年代後半の代表曲は、高見沢俊彦と高橋研コンビによって作詞されています。

ではさっそく「メリーアン」の歌詞から歌の真意を紐解いてみましょう。