はじめに
どこがどう懐かしいのか解説します!
今回は「Q'ulle」の「EMOTION」をご紹介します。
どこか懐かしさを感じるMV。
このMVにはかなり細かいところまで90年代感が強調されているのです。
といわれても若い方にはわかりにくいかもしれない。
ということでどう懐かしいのか解説します!
「EMOTION」はavex移籍後3rdシングル
通算8枚目のシングル
まずは「EMOTION」についておさらいします。
ニコニコ動画から始まった「Q'ulle」は「KADOKAWAメディアファクトリー」よりメジャーデビュー。
その後、「avex rhythm zone」に移籍しました。
「EMOTION」は移籍後3枚目のシングルに当たり、通算で8枚目となります。
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そしてCDリリースは3種類です。
初回限定生産、通常盤、DVD付きから選べます。
どれにしようか迷ってしまいますね。
一押しは初回限定生産の8cmシングル盤!
いやもうこの細長いジャケットが懐かしいですね。
昔は、シングルといえばこの形でした。
CDの音楽を収録する部分の直径が8cmで、録音可能時間が約22分。
シングル曲とカップリング曲を入れてちょうどよかったのですね。
パカっと開けてそのまま歌詞カードになっている方が歌詞が見やすいのもメリットといえそうです。
しかし、90年代後半から現在のような12cm規格のシングルCDが普及し始めます。
エコが叫ばれている現代では8cmの方が時代に適しているような気もするので復活して欲しいですね。
超個人的意見ですが。
どこか懐かしさを感じるMVを解説!
まずはご覧ください!
背景が懐かしい!
背景が懐かしい!
といきなりピンポイントで恐縮です(笑)。
MVの冒頭の高層ビルがフェードアウトして始まるあの演出。
高層ビル=バブル時代を連想させるのか、90年代に多かった演出のように思います。
そして恐らく彼らが踊っているのは廃墟と化したビルの一室ということでしょう。
コンクリートがむき出しになっていてクールな雰囲気です。
次に落書きされたトンネルですが、これも3〜40才台には懐かしい。
落書き=都会的で退廃的な雰囲気という図式もこの頃普及したカルチャーだった気がします。
振り付けも懐かしい
振り付けも90年代を意識していると思います。
そもそも、ダンスが得意なユニットというキーワードは80年代にはなかったもの。
あったとしてもあまりメジャーではなかったのです。
歌って踊れるアーティストが認知されはじめた時代ということ。
だから懐かしさを感じるのでしょうね。