【僕らの手には何もないけど、/RAM WIRE】親子の絆に号泣！絵本にもなったMV・歌詞の意味を解釈

それでは、感動のMVをさっそく、みていただきましょう！

いかがでしたでしょうか？

あの世へと今まさに旅立とうとする子羊が、自分の毛を刈って母羊に会いに行くというストーリー。

親子の愛情・絆を描く素敵なショートアニメとなっています。

さらに加えて、悪魔の背中の毛も刈られています。

いっとき、子羊は眠りにつきますが、その時でしょうか？彼は自分の毛を刈って、混ぜ合わせていたようです。

（ロープとして降りる時、ロープの一部が黒い毛になっています。）

このように、登場する皆が優しさにあふれています。

このMVをみて、皆が感動するのも十分に納得ですね。

歌詞を見てみましょう。

このサビの部分はMVで描かれるテーマととてもよくリンクしています。

特に、子羊が母羊に会いに行き、母羊には見えないけど、子羊とのつながりを思い出すシーンに美しく現されています。

これは、子羊のために母羊がセーターを編み上げて、それが子羊のもとに届くシーンで上手に昇華されて描かれています。

そして、導入部と最後に紡がれる歌詞もMVのエンディングで美しく描かれています。

実は子羊の逢瀬に手を貸していた悪魔の杖の一振りで、きらめく星の輝きが降り注ぎます。

きっと、母羊の目にも届いているはずですね！

このように、大切な人への優しさに包まれた温かい歌詞とほのぼのとした優しいショートアニメが融合した素晴らしいMVです。

また、これは親子の絆にとどまりません。

自分にとって大切な人−恋人、親友、両親など−本当に大切な存在への絆を思い出して欲しいという歌詞であると私は考えます。

取り上げてきたMVの中でも、非常に心に残る作品でした。

この記事を執筆するにあたって、「RAM WIRE」の苦渋に満ちたメジャーへの道筋を改めて確認いたしました。

その苦しい経験がなければ、この優しさ・温かさに満ちた作品は、決して完成しなかったと思います。

「RAM WIRE」の楽曲は、これだけでなく全てに優しさ、温かさが詰め込まれています。

ただ、頑張れよ！ではなく、隣に座って優しく肩に手を添えてくれるような励ましを感じることができます。

思い悩んだ時、苦しい時は、ぜひ「RAM WIRE」の曲を聴いてくださいね。

そして、人に対する優しさを思い出して、あなたも他の人に手を差し伸べてあげてください。