1stアルバム『観測』収録曲

まずはMVをチェック!

この楽曲は花譜さんの1stアルバム『観測』に収録された楽曲です。

表題曲ではないですが、MVはYouTubeで公開されています。

独特な世界観を表したMVは必見です!

歌詞に散りばめられた曲名に注目!

花譜【そして花になる】歌詞の意味を解釈!なぜ歌を歌うの?自由に生きることで生まれ変わる世界に迫るの画像

この楽曲歌詞には、これまでに花譜さんが配信している楽曲のタイトルが散りばめられているようです。

初のオリジナルソングである「糸」「雛鳥」など、花譜さんの代表曲も含まれています。

さらに「不可解」「忘れてしまえ」などのタイトルも織り込まれており、ファンにはたまらない仕掛けです。

日常生活

リアルの日常

排気口から香るラーメンの匂い
学校帰りによる駄菓子屋
大層な風景はない
私は普通の人

出典: そして花になる/作詞:カンザキイオリ 作曲:カンザキイオリ

歌い出しはどこかの風景の描写から始まっています。

主人公は学生であり、描写されているのは放課後の帰り道でしょう。

夕方、授業や部活が終わって帰る頃といえば、お腹が空いて夕食は何だろうと考える頃でもあります。

友人と一緒にラーメン屋に寄ったり、ちょっとお菓子を買いに駄菓子屋に寄るのも学生らしい姿です。

主人公は、そうしたありきたりな毎日や特別ではない生活を送っているのでしょう。

そして、そうした自分も特別ではない普通の人だと表現しています。

当たり前のこと

季節は巡る
雨が雪になって 干上がって
知らない人と繋がり合う時代に私はいる

出典: そして花になる/作詞:カンザキイオリ 作曲:カンザキイオリ

「普通」に送る日常の中で、季節は当然のように巡っていきます。

夏や秋が過ぎて、冬には雪が降り、それもやがて春風とともに消えていく。

そうした巡る季節と同じように当たり前になっているのが、ネットでの交流でしょう。

SNSをはじめとするネットでは、会ったこともない、顔も知らない相手と交流できます。

そこでの出会いから、気軽に話せる友人になることもあるでしょう。

そうした繋がりが季節と同じように当たり前になっている現代に、主人公は生きているのです。

活動を始めた頃

変わる景色

春風 巡る私の歌が
誰かの風になる
誰かの風景を塗り替える
それが嬉しかった

出典: そして花になる/作詞:カンザキイオリ 作曲:カンザキイオリ