Little Glee Monster『Jupiter』とは?
3rdアルバム「juice」収録曲
『Jupiter』は、2018年1月17日リリースの3rdアルバム「juice」の収録曲です。
このアルバムには「だから、ひとりじゃない」や「いつかこの涙が」、「幸せのかけら」などリトグリのヒット曲がぎゅっと詰まった内容となっています。
その中で『Jupiter』は、5曲目に収録されています。
『Jupiter』は、イギリスの作曲家グスターブ・ホルストが作曲した「惑星」組曲の中の「木星」が元となった楽曲です。
この曲のイメージは、平原綾香さんが歌った「jupiter」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
今回、リトグリはその平原さんの曲をカバーした形になります。
元々、平原さんの「Jupiter」も原曲のカバーという形でしたので、カバーのカバーということになります。
筆者も小学生の頃、音楽の時間にこの「木星」をリコーダーで演奏したことを覚えています。
配信シングル
実は『Jupiter』は、配信シングルとして2017年12月3日から公開されています。
配信シングルとは、レコチョクやiTunesなどからダウンロード出来るシングル曲ということです。
なので『Jupiter』だけ聴いてみたいという方は、入手してみるのもいいかと思いますよ!
実際、アルバムのリリースより早い公開だったので、いち早くダウンロードしたファンも多いと思います。
しかし筆者としては、カバー曲だけでなくオリジナル曲も聴いていただきたいです(笑)
『陸王』劇中歌
『Jupiter』は、TBS系日曜劇場『陸王』の劇中歌として起用されています。
日曜劇場といえば「半沢直樹」や「下町ロケット」など数々の話題作を生みだしてきた注目のドラマ枠ですよね。
「倍返しだ!!」の名台詞が生まれたのもここからでした。
流行していた当時は、あちこで”倍返し”のフレーズを耳にしたものです(笑)
それでは簡単にドラマ『陸王』のご紹介をしておきますね!
役所広司さん主演ドラマ
ドラマ版『陸王』は、池井戸潤さんの小説「陸王」が原作です。
池井戸潤さんは、こちらも日曜劇場でドラマ化した「下町ロケット」で直木賞を受賞しています。
その他にも江戸川乱歩賞や吉川英治文学新人賞など、数々の賞を受賞しています。
池井戸潤さんの作品はどれもとても奥深い内容のものが多いので、ぜひ一度読まれてみるのもいいかもしれません。
それでは、ドラマ版の『陸王』についてご紹介します。
主演はベテラン俳優の役所広司さんです。
役所さん演じる”宮沢紘一”は、埼玉県にある足袋製造会社「こはぜ屋」の4代目社長。
時代の流れと共に創業100年を超える老舗ですら経営が困難になっていきます。
そこで宮沢が考え出したのが、これまでの技術を活かしたランニングシューズ「陸王」の商品製作や販売でした。
タイトルにもある”陸王”って、ランニングシューズのことだったのです!
この「陸王」の商品をめぐって、宮沢やその仲間たちが様々な困難に立ち向かっていくストーリーとなっています。
お父さん世代を後押ししてくれるような、力強い物語となっています。
歌詞
「ひとりじゃない」
Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる
出典: jupiter/作詞:吉元由美 作曲:G.Holst
冒頭の歌詞になります。
英語部分を和訳すると「毎日、自分の心(の声)に耳を傾けている」といった意味合いになります。
時として私たちは「孤独」という恐怖に苛まれる時があります。
しかし「私は、ひとりじゃない」とそれだけを思うだけで勇気や希望が湧いてきますよね。
「悲しいことは自分を信じてあげられないこと」
私のこの両手で 何ができるの?
痛みに触れさせて そっと目を閉じて
夢を失うよりも 悲しいことは
自分を信じてあげられないこと
出典: jupiter/作詞:吉元由美 作曲:G.Holst