みんな本当は平和を好んでいる
そうさ 神のまにまに 仰せのままに
誰だって地球を愛してる
飲めや歌えや ドンチャン騒ぎ
たまにゃそんなのもいいね
そうさ 北も南も 右も左も
なんだかんだ地球を愛してる
泥んこだけど歩いて行ける
まだまだ先は長いさ
出典: 神のまにまに/作詞:れるりり 作曲:れるりり
「地球を愛してる」という部分。
これは筆者の勝手な解釈ではありますが「平和を愛してる」と言い換えることもできるのではないでしょうか。
神様がいっているように、みんな本当は平和な状態を好んでいる。
だからあまりネガティブになりすぎないで、ドンチャン騒ぎして明るい気分を取り戻そう。
そんなメッセージが込められているようにも感じられます。
ちょっとした失敗があったとしても落ち込み過ぎずに前を向くことは、生きていく上で大切といえるでしょう。
2番~ラストにかけての歌詞
正義感同士のぶつかり合い
ただ正しい人でいたいだけ
きっと誰もがそう願っているけど
八百万の心の醜さに
苦しめられる毎日さ
出典: 神のまにまに/作詞:れるりり 作曲:れるりり
誰だって自分が正しいと思っていたいもの。
反対に、自分の非を素直に認めるということは大人になるほど難しいものです。
でも、人によって正義感は異なります。
異なった正義感同士がぶつかれば当然揉めることもあるでしょう。
そんなぶつかり合いをしているうちに、お互いに醜くて苦い気持ちになっていく。
そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
この部分では、そんな人間関係のぶつかり合いについて書かれているように感じられます。
生まれてきた意味なんてないと思っている主人公
僕が生まれてきたこと
奇跡と言えば聞こえはいいけど
それはきっと偶然にすぎなくて
やっぱり意味なんてないさ
出典: 神のまにまに/作詞:れるりり 作曲:れるりり
この歌詞の主人公は、再び自分が生まれてきた意味について考えます。
よく「生まれてきただけで奇跡であり、素晴らしいこと」なんていったりします。
でもこの主人公はそのようには思えないようです。
誰かに思いっきり非難されたり、孤独を感じたりするとこんな気持ちになってしまうもの。
反対に、誰かに必要とされているだけで生きるためのモチベーションも上がります。
意地悪されるというのは、目立つ部分があるということ
でも例えば君にいじわるをするやつがいるなら
それは君がとっても素敵な人だって
教えてるんだよ
出典: 神のまにまに/作詞:れるりり 作曲:れるりり
世の中にはわざと意地悪をする人もいます。
でも、わざわざ労力を使って意地悪をしてくるということはそれだけ注目されているということ。
きっと何かしらの目立つ部分があるからこそ、反発して意地悪したくなるのでしょう。
目立つ部分というのは、その人の魅力や個性でもあり、素敵な部分でもあるのです。
自分にとっては欠点に思えるような部分だったとしても、他人にとっては羨ましいことなのかもしれません。
意地悪な相手とも笑いあえる日が来るかも
そうさ 神のまにまに 仰せのままに
誰だって地球を愛してる
僕が笑って君も笑えば
許せないことなんてないよ
そうさ 男も女も恋しかるべき
そんなふうに地球は回ってる
泥んこだけど歩いて行こう
まだまだ先は長いさ
出典: 神のまにまに/作詞:れるりり 作曲:れるりり
でも意地悪をしてくる人だって、心の底では平和を愛しているはず。
心の奥深くで理解しあうことができたら、きっと意地悪な相手とも笑いあうことができるのではないでしょうか。
また、人生の中で恋愛を経験するのも大事なこと。
恋をすることによって、さまざまなことを勉強できます。
恋愛中は、自分の心や相手の心と向き合うことが多くなるからです。
例え失敗したとしても、思いやりや優しさ、強さ、人を観察する力などを得られます。
だからこそ、この歌詞では「恋しかるべき」と歌っているのでしょう。