歌詞に…心が震える

「時をこえ」この曲について語っているメンバーのインタビュー記事がありました。

なぜHYは愛され続けているのか? 偽りのない彼らの想いを追う

曲の最後の部分に英語を入れた経緯を知ると、本当に平和を祈ってこの曲が作られたことが伝わってきます。

「過去に争ったもの同士だけど、平和を願う想いは同じ」

お互いに憎しみ合うのではなく、共に祈ることが平和への道なのだというメンバーの想いが込められています。

ご存知の通り、沖縄は第二次世界大戦中、唯一の地上戦があった地です。

その中で失われた多くの命もありました。その一方で必死に生き抜いて、生き残った命もありました。

多くの犠牲の上に繋がった命。

それが何十年と繋いで、繋がって、今の自分が生かされているのです。

沖縄で生まれ育ったHYだからこそ、生み出すことのできた本当に心から涙する名曲です。

第1位 366日

【HYの泣ける曲】おすすめ人気ランキングTOP10☆共感できる歌詞に定評あり!数ある名曲の中から厳選の画像

それでもいい
それでもいいと思える恋だった
戻れないと知ってても
繋がっていたくて

出典: 366日/作詞:Izumi Nakasone 作曲:Izumi Nakasone

もう前のようにはあなたの一番近くにはいられない。

でも、あなたに私の存在を感じてもらえたら、それだけでいい。

もう元には戻ることのない関係でも、好きでいさせてくれたらそれだけで…

きっと、初めからこの恋は彼女の一方通行の恋だったのではないでしょうか。

付き合っていても、もしかしたら彼は彼女のことを本気で好きではなかったのかもしれません。

彼女はそれになんとなく気づいていたのではないでしょうか。

だけど、彼女は彼が自分だけの隣にいてもらうだけで、よかったのです。

それだけ、彼に全力で恋をしたのでしょう。

珠玉の失恋曲

キリン午後の紅茶「あいたいって、あたためたいだ。18冬篇」CM曲(上白石萌歌がカバー。)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/HeartY

2018年12月に上白石萌歌がCMでカバーして再注目。

「366日」をリアルタイムで知らなかった年代層にも広くこの曲を知られるきっかけともなりました。

「366日」はHYの代表曲。この曲に日本中の恋する人が涙したことでしょう。

曲のタイトルになっている「366日」の意味が気になります。

音楽番組で中曽根が曲のタイトルの意味をこう語っていました。

「1年中愛してもたりないぐらい愛してる。だから366日」

歌詞からは恋する気持ち、失恋の哀しみ、そしてもう叶わぬ恋をなおも追い続けてしまう切なさが溢れています。

忘れられない好きな人に想いを伝えられない人の気持ちを代弁してくれているようです。

実にストレートで、終わりのあるひとつの恋の物語をリアルな歌詞で綴っています。

10曲だけじゃない!HYの泣ける曲番外編

HYの泣ける曲は、10曲だけでは収まりません。

今回はTOP10入りとはなりませんでしたが、この曲も涙腺崩壊必至の名曲です。

さあ気が済むまでキズを癒すdays
木漏れ日は君を抱擁
もうよそうよ争いに終止符を
とめどなく流れる祈りの涙
優しい風はここから
音と言葉は国境を越えて 今

出典: 涙/作詞:TUN 作曲:TUN

きっとすぐには心の深い傷は消えることはないけれど、前を向く気持ちになるまで一日一日を生きてみよう。

憎むより、心から祈ろう

あなたで争いの連鎖は断ち切ろう

そんな強い願いにも似たHYのメッセージが込められているのではないでしょうか。

哀しみの淵から救い出してくれるような一曲