大切に出来なかった

それは 水もやらず枯れたエーデルワイス 黒ずみだす耳飾り

出典: Pale Blue/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

エーデルワイスの花言葉は「大切な思い出」です。

花は水をやらなければ枯れてしまいます。

思い出は良い思い出として語ればいいものとして自分の中に残っていくでしょう。

しかし思い出さなくなれば、色は褪せ忘れてしまいます。

エーデルワイスや耳飾りはあなたと過ごした時間の例えの様に読み取ることができます。

本当の気持ちが分からない

こんな つまらない映画などもうおしまい なのに
エンドロールの途中で悲しくなった
ねえ この思いは何

出典: Pale Blue/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

1行目の歌詞はわたしとあなたのバッドエンドな物語のことを意味しています。

上手くいかなかったのは必然だったのかもしれません。

やっと終わった、これでスッキリすると思っていました。

でも本当にあなたとの時間が終わったと分かった途端、急に喪失感が溢れ出すのです。

なぜこんなに胸が苦しくなるのか自分でも理解できず気持ちが追い付きません。

わたしの本当の気持ち

本当は離れたくなかった

あなたが見据える未来にわたしもいたい
鼻先が触れるくらいに あなたを見つめたい

出典: Pale Blue/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

サビは願いが強く込められた歌詞を米津さんが切なくも力強く歌い上げます。

わたしはこの先もずっとあなたと一緒にいたいという気持ちに気が付きました。

それは友達としてではなく、恋人同士の距離であなたの傍にいたいと2行目から読み取ることが出来ます。

わたしがあなたに思う本当の気持ちが溢れ出ていて、胸が締め付けられそうになるでしょう。

後悔が残っている

張り裂けるほどの痛みを叫びたいのに
わたしあなたに恋をした 花束と一緒に
ずっと 恋をしていた

出典: Pale Blue/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

素直になれずにあなたの手を離してしまった後悔が強く伝わってきます。

もう初めからやり直すことは出来ないという苦しさをどう発散していけばいいのか分かりません。

3行目の“花束”はエーデルワイスの花束のことでしょう。

花言葉の意味から考えると、花束=あなたと過ごした数々の時間と読み取ることが出来ます。

わたしはあなたと過ごした時間が愛おしくて仕方がないのです。

忘れることが出来なかった

あなたとの思い出は綺麗に残したい

晴れた日の朝 あなたのことが どこまでも大切でした
言えないでいた言葉交わし合った 笑えるくらい穏やかに

出典: Pale Blue/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あなたと迎えることの出来た朝はわたしの心を穏やかにするのでしょう。

普段口にしないような言葉を交わし合うことは特別な関係で無ければ出来ないことです。

あなたの存在がどれだけわたしの中で大きくなっていたか気付かされます。

あなたに対する気持ちは生まれて初めて抱くような感覚で、簡単に忘れることは出来ません。。