歌詞では強く「夢」の存在を示唆しています。
キャラクターには欠かせない設定といっても過言ではありません。
フューチャーカードの主人公は最強のバディファイターを目指しています。
ポピパは星の鼓動を求め、バンドとしてさらなる高みを目指すのが目標です。
各々、しっかりとビジョンを持って行動しています。
彼、彼女たちの目標は誰にも譲れないものなのです。
もう1点、2つのアニメには共通点があります。
それは主人公が1人ではないということ。
フューチャーカードの主人公は常にバディと呼ばれる存在と一緒です。
バディは戦うデッキでありながら、主人公の友人のようなもの。
彼らと主人公は常に二人三脚です。
1人でも欠ければ、ポピパとして成り立ちません。
このように、仲間と一緒に目標を目指すという点で両者の共通点があります。
自分たちの限界
いつまでも迷ってちゃ
始まらない どんなことでも
戸惑いをおきざりに 限界に挑め!
出典: 最高(さあ行こう)!/作詞:中村航 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
もちろん、目標はそう簡単にかなうものではありません。
時に苦戦を強いられます。
思うようにいかない時もしばしば。
しかし主人公は常に、1人ではありません。
ポピパもフューチャーカードも。
1人ではくじけてしまいそうな時もあります。
しかしその都度仲間が、背中を押してくれるのです。
そのおかげで、自分の限界に挑むことが出来ます。
どちらのアニメにおいても、仲間には全幅の信頼を置いているといえますね。
「君」の存在
一緒だからこそ強くなれる
やりきって 突き抜けて
キミと組めば無敵になれる!
果てしなく続く(果てない夢の)道を行け!
出典: 最高(さあ行こう)!/作詞:中村航 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
歌詞を見ると、「仲間」の存在が強く描かれています。
仲間がいるから、自分が強くなれるといった歌詞です。
向かうところ敵なし、といった強気さも感じられます。
目標がある人にとって、仲間の存在は非常に心強いものでしょう。
フューチャーカードの主人公も、バンドリ!の主人公も。
同様に、いつも仲間に助けられています。
しかし主人公ばかりが助けられている訳ではありません。
お互い、常にサポートし合っているのです。
仲間にとっても、引っ張ってくれる存在は非常に重要。
両者が影響し合うことで、より強くなれるのです。
固い絆がある
気が付いたら キミと繋がってた
昨日までまるで 他人だったなんて
出典: 最高(さあ行こう)!/作詞:中村航 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
仲間と助け合うには、「絆」が必要です。
信頼関係の無い赤の他人と、急に助け合うのは難しいでしょう。
どちらのアニメにおいても、仲間とは徐々に絆が築かれています。
アニメの話数を追うごとに、それは強固なものになっていくのです。
そしていつの間にか、他人であったことも忘れてしまう程に。
歌詞では、「いつから一緒にいたっけ?」といったような描写もあります。
知らない人間同士だったことが信じられない、といった具合です。
この通り、絆は自分で築こうと思って築けるものではありません。
意図せず絆は深まっていくのです。
さらに歌詞にもある通り、ただ仲良くしているだけでは絆は深まらないでしょう。
一緒に目指す目標や、切磋琢磨したい気持ちが加わることが重要です。
友人であり、ライバルである。
そんな状態がお互いを常に盛り上げてくれるといえます。
そうすることでより一層、見たことのない未来への扉が開くのでしょう。
全力を尽くすパートナー
お互いに手を抜かない
約束を果たさなきゃ
笑われる 大切なキミに
真っ直ぐな気持ち(真っ直ぐな夢)忘れない!
出典: 最高(さあ行こう)!/作詞:中村航 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
主人公とはいえ、迷うこともしばしば。
しかし迷ってはいられません。
主人公と仲間は、お互いに背中を預け合っています。
これはポピパにおいてもフューチャーカードにおいても同様。
絆があるからこそ、お互いを信じているのです。
自分を信じてくれる仲間がいるのに、立ち止まってはいられない。
主人公がいつでもそう思うでしょう。
そんな心理が歌詞にも表れています。
いつまでもクヨクヨしたり立ち止まっていては、君に顔が立たない。
こういった内容です。
つまり仲間の存在が、より主人公を律するトリガーとなっているようです。
仲間がいることで、互いに手を抜かない暗黙の了解が出来上がっているといえます。