僕という存在について 初めて真剣に考えてみたのは
一体いつのことだったかな?
僕は実際 一体誰で どこからやってきたんだろう?
なんて考えだしたら なんだか不安で仕方なくなった

本当に僕は 母のお腹の中から出てきたの?
もしも僕に最後がきたら その後はどうなってしまうの?
そんなことまで考え出したら どうにもこうにも恐くなって
布団の中もぐりこんで 考えるのをやめた

出典: 人生は素晴らしい物語。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→

ここでは、自分の存在や人生について初めて考えてみた時のことが語られています。

きっと今よりずっと幼かった時。

初めて深く考えてみた自分自身のこと。

難しすぎて混乱。

その時は考えるのをやめてしまいました。

でも、結局答えは出なかったけど考えてみたということが成長の証かもしれません。

人生って?生きるって?

人生ってなんだろう?(人生ってなんだろう...)
生きるってなんだろう?(生きるってなんだろう...)

毎日に追われていると 忘れがちになってしまうけれど
今こうしていられることが 僕らの幸せの証

出典: 人生は素晴らしい物語。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→

人生って、いったい何なの?

生きるって、どういうこと?

とても難しい質問です。

そんな風に自問自答しながら私たちは日々を過ごしています。

日々の忙しさに追われながら気がつかないようなこと。

そんなところに幸せの証はあるのかもしれません。

人生って、わからない

人生はわからないことばかり 不安だらけのSTORY
みんな一緒 同じだよ 探し出す ONE WAY
だから 行く宛もなくて 立ち止まっても
YOU CAN FLY AGAIN
あなたに与えられた 羽根を 目一杯開いて
YOU CAN FIND YOUR WAY

出典: 人生は素晴らしい物語。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→

人生はどこで何があるのかわかりません。

誰にとっても不安だらけです。

でも、みんな懸命に生きて自分の道を探しています。

迷いながら、挫けそうになりながら、そうやって生きていくんです。

たとえ立ち止まることがあっても、もう一度羽ばたくことができるはずなんです。

さあ!すべての人に与えられている羽を目一杯開きましょう。

きっと見つけることができます、自分が進む道を!

決して長くないフレーズにそんなエールが込められた歌詞です。

大人になるってどういうこと?

"振り返ってみれば 一瞬だったなあ" なんて思うんだろうな
限られた時間の中 見たり聞いたり触れたり知ったり
幼い頃はなんでも 転びながら学んだはずなのに
いつからか失敗恐れて 挑戦することためらうようになっていった...

大人になっていくにつれて 強くなっていくどころか
体ばかり大きくなって 心は弱くなっていった...
昔あんなに楽しかった毎日が 今はつまらない日々
そんな情けない話 過去の僕が知ったら悲しむだろう...

出典: 人生は素晴らしい物語。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→

いつか人生を振り返ってみたとき、どんなつらいことも一瞬の出来事だったと思える時がきます。

幼いころは限られた時間の中で過ごしています。

でも、見ること、聞くこと、触れること、知ること、いろいろな経験をしました。

失敗を恐れずに「とりあえず、やってみる!」と何でも挑戦していた子供のころ

ところが、大きくなるたびに少しずつ臆病になって挑戦することをためらうようになってきます。

みんな子供のころは、大人が強く思えました。

でも、自分が大人になってみると大きくなったのは体だけ。

腕力や生活力はついたけど、心が弱くなっていきます。

理不尽な思いをしてもあきらめる。

自分が正しいのに権力のある人に負ける。

どんどん理想の自分からかけ離れた人間になっていくようです。

子供のころは、毎日が楽しかったのに、今は何となくつまらない。

「あれはダメ」「これはダメ」なんてうるさく言われることもなくなって、自由を手に入れたはずなのに。

不自由な毎日をただただ繰り返すだけです。

そんな大人になっていく自分を幼かった頃の自分に見せられるでしょうか。

きっと、がっかりするに決まっています。

頑張るってどういう風に?

頑張りたいけど...(頑張りたいけど)
頑張れるのかな...(頑張れるよまだ)

ダメな自分に気付けたことも 成長の一歩と受け止めよう
自分探しの旅は続く 毎日がスタート

出典: 人生は素晴らしい物語。/作詞:ハジ→ 作曲:ハジ→

『頑張る』って何でしょう。

「頑張れ!」って、みんな言います。

私もそうです。

「もっと勉強を頑張りなさい」「もっと野球を頑張りなさい」いつも言ってしまいます。

言う方は結構簡単に言っています

では、言われる方はどうでしょうか。

「もう頑張ってるよ!これ以上どうすればいいの?」って言いたいときがあります。

その気持ちもわかります。

だって、誰でもそんな風に思った経験がありますから。

でも…。

こうも思うんです。

「頑張れ」っていう言葉は魔法の言葉。

挫けそうなとき、背中を押してくれる。

あともう少しやれる。

そんな魔法の言葉です。

「まだまだ頑張れるよ」それが「頑張れ」の本当の意味。

ダメな自分も大切なんだよ

あぁ、こんな自分はダメだ。

他の人と自分を比べてしまって、自分のダメなところにがっかりしたことあるでしょう?

みんなそうです。

では、それが無ければ人は幸せでしょうか。

ダメなところが無い人は、その時は幸せでしょう。

でも、ずっとそのままです。

だって、今に満足してしまって何も行動を起こさないんですから成長なんてしません。

ダメなところがあるからこそ、そこを直そうとして成長するんです。

そして、自分がどうあるべきか、理想の自分にたどり着くためにスタートが切れるんだと思います。