日本での2ndミニアルバム

「24H」は2020年9月に日本向け発売となった2ndミニアルバムの表題曲です。

このアルバムにはSEVENTEENからファンへのメッセージが込められています。

SEVENTEENは自分たちで楽曲制作やMV制作などセルフプロデュースを行っているグループです。

その完成度は非常に高く、この楽曲MVもメッセージ性とかっこよさを兼ね備えた素敵なMVとなっています。

MVは時計の針が時を刻むかのような音でリズムが聞こえる始まりが印象的です。

それに合わせてヴォーカルが静かに乗る始まり、彼らのパフォーマンスに引き込まれることでしょう。

YouTubeにMV動画が公開されているので、ぜひチェックしてみてください!

側にいてほしい相手

互いに求めている存在

いつでも君のそばにいること
それが何よりも大切さ 君も
僕の隣にいるなら完璧 Ay ya ya
広い Like the sky

出典: 24H/作詞:WOOZI・BUMZU 作曲: WOOZI・BUMZU・PARK KITAE(PROSMFILTER)

始まりはいかにもSEVENTEENらしく、優しく君を求めています。

「僕」にとって「君」とともにいることがなによりも幸せなことなのでしょう。

そしてそれは君にとっても同じだと僕は考えているようです。

互いに一緒にいることが互いの幸せにつながっているのだと読み取れます。

捉え方によっては自信過剰のように感じてしまうかもしれません。

しかし僕は君との絆が強いものだと確信しているのでしょう。

そして2人の幸せは広大な空のように果てのないものだと表現しているのです。

自分たちだけの世界

さあ 雲の上 Moving 僕ら以外はNothing
恐るに足らない 二人だけの楽園

出典: 24H/作詞:WOOZI・BUMZU 作曲: WOOZI・BUMZU・PARK KITAE(PROSMFILTER)

この歌詞はMINGYUのラップに入るパートです。

僕と君は自分たち以外は何もない、雲よりはるかに高い場所にいるようです。

そこは自分たちにとって楽園のような場所だと表現されています。

雲より上の世界では自分たちを遮るものは何もありません。

障害となるものがないことで、いつでも自由に会うことができるのでしょう。

しかし、自分たち以外何もない空間というのは、他の存在を感じない空間ということです。

多くの人と関わり合って生きている中で、いざ自分たちだけになると違和感や不安を覚えることもあるでしょう。

また、幸せなことばかりが続けば、その幸せを疑いたくなってしまうものです。

何か別の大きな悲しみが訪れるのではと不安を抱えてしまうこともあるでしょう。

もしかしたら君の不安を僕は感じ取っているのかもしれません。

恐れなくて良いと君の不安を和らげようとしているのだろうと推察できます。

流れ続ける時間の中で

削られていく時間

時計の針は(Oh yeh) 回っていくよ(Oh yeh)

出典: 24H/作詞:WOOZI・BUMZU 作曲: WOOZI・BUMZU・PARK KITAE(PROSMFILTER)

止まることのない時計の針は、24時間、1年、100年、永遠に回り続けます。

それは時間の流れと同じように、自分で操作できるものではありません。

回り続ける時計の針は、僕の意思に関係なく時を刻み続けていきます。

それは僕に与えられた時間をどんどん削っていくということを意味していると考えられるでしょう。

出会う運命

そして重なる運命線 同じ時の中

出典: 24H/作詞:WOOZI・BUMZU 作曲: WOOZI・BUMZU・PARK KITAE(PROSMFILTER)