ダンシング・ヒーローってどんな曲?
「ダンシング・ヒーロー」がリリースされたのは1985年。
30年以上前にヒットした曲ということで、リアルタイムでヒットを知らないという人も多いのではないでしょうか?
そこで「ダンシング・ヒーロー」がどんな曲だったのか、おさらいしましょう。
「ダンシング・ヒーロー」は1980年代に活躍したアイドル、荻野目洋子さんの7枚目のシングル曲です。
実はこの曲は当時流行していたイギリス出身のダンスシンガー、アンジー・ゴールドの「Eat You Up」のカバー曲です。
それまで大きなヒットに恵まれてこなかった荻野目さんにとって、最大のヒット曲となり、NHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。
荻野目洋子さんは今…?
1980年代にアイドルとして活躍した荻野目洋子さんは、当時流行していたユーロビート調の曲を歌う歌手として知られています。
また、ボーイッシュな魅力で、歌手だけでなく女優としても活動していました。
2001年に結婚してからは、出産や育児に専念、2006年に歌手として復帰を果たしています。
ダンシング・ヒーロー人気が再燃?
ヒットから30年以上が経過した2017年。9月25日付のBillboard Japan Hot100で、「ダンシング・ヒーロー」が突然46位に登場。
その後10月2日付ではなんと2位に急浮上しました。
この突然のリバイバルで、急遽特別編集版CDが発売されるなど、「ダンシング・ヒーロー」は、Jpop史上でも類を見ない意外な展開に。
再燃の理由はバブリーダンス
「ダンシング・ヒーロー」の突然の人気再燃は、大阪府立登美丘高等学校ダンス部がこの曲を使用し「バブリーダンス」を踊ったことに端を発しています。
PVをYouTubeに公開したところ、そのダンスのレベルの高さがたちまち話題に。
荻野目洋子さんや、平野ノラさんなどの絶賛を受けたこともあり、公開2日間で250万回再生を記録しました。
登美丘高等学校ダンス部のPV
こちらが話題のPVです。
踊っているのはもちろん高校生です。80年代に流行したボディコン、ワンレンに身を包んだ女子高校生が、バブル時代のダンスを彷彿とさせるキレキレのダンスを披露します。
2017年の「第10回日本高校ダンス部選手権(ダンススタジアム)」では、準優勝を獲得。プロモーションPVも制作しました。
途中、「おったまげ〜」など、お笑い芸人の平野ノラさんの声も登場します。
80年代風の髪型や衣装だけでなく、濃いメイクやコミカルな表情など、まるでダンスショーのようです。
平野ノラさんや荻野目洋子さんも応援
バブルは、全ての世代をノリノリのイケイケにする力があるゾ❤︎
OKバブリーパワーーーーー‼️
出典: https://twitter.com/hiranonora/status/909993915540922368
平野ノラさんもtwitterで応援メッセージを送っています。
「ダンシング・ヒーロー」はもはや、みんなのものだと思います。それにしてもなんてキレのあるダンス!色鮮やかな平野ノラさんがいっぱい〜〜❤︎❤︎学園祭に遊びに行きたいなぁ。選曲、有難う✨
出典: https://twitter.com/oginome_info/status/898825084508397568
なんと荻野目洋子さん本人からも高校生たちにエールが!
振り付けについてご紹介
登美丘高等学校ダンス部の「ダンシング・ヒーロー」で見せる「バブリーダンス」は、高校生たちと25歳の若いコーチが振り付けたものです。