神盤だらけのランキング!
いまや国民的人気バンドとして名をとどろかせているRADWIMPS。
筆者がRADWIMPSの存在を知ったのは高校生の頃です。
校内放送でヤバイ曲が流れてきて知るというありがちなきっかけでした。
なんやかんやで10年以上経ちますが、今でも青春時代と同じ気持ちで聴けるのが彼らの曲のすごいところ。
最近ではテレビで目にする機会も増え、すっかりその地位を不動のものにしています。
ですがほんの数年前までは、タイアップやテレビ出演がほとんどありませんでした。
ロック好きには基本中の基本のような存在ですが、世間的な知名度はイマイチといった状況……。
(それでもメディア露出の少なさを考えたら、異常なほどの人気でしたが!)
5位 絶対絶命
6thアルバム『絶体絶命』は2011年3月9日にリリースされました。
このアルバムタイトルには、実は深い意味があるのです。
漢字をバラバラに分解すると「糸 色 体 糸 色 命」となります。
読み方は いとしきからだ いとしきいのち。
そして発売の二日後、皆さんの記憶にも深く刻まれている東日本大震災が発生しました。
糸色 -Itoshiki-
震災発生のわずか数日後、まだ被害の全容が明らかにならない内から復興支援に向けて始動しました。
その要となる特設サイトの名前に『糸色 -Itoshiki-』を掲げています。
地震と重なったのは偶然ですが、絶体絶命の窮地を打開するための、重要な指針になりました。
それからRADWIMPSは、毎年3月11日に合わせて新曲を発表しています。
億万笑者
復興支援の旗印的な存在となった『絶体絶命』からオススメする曲は『億万笑者』です。
地震の影響で一部延期となったツアーの東北公演でも、一曲目に演奏されました。
日本中が沈んでいたあの時期、RADWIMPSに勇気付けられた人は大勢いたはずです。
4位 人間開花
4位は8thアルバム『人間開花』です。
RADWIMPS史上、最も多くの人に聴かれたであろう『前前前世』も収録されています。
ですが、ここでその曲にはあえて触れません!
この記事をお読みいただいている方の脳内BGMで、すでに流れていると思いますので……。
このアルバムで一番オススメしたい曲は『光』です。
劇中歌ではありませんので、当然ながら映画サウンドトラックには収録されていません。
しかし映画がきっかけでRADWIMPSを知った人にこそ聴いて欲しい一曲です。
もう一つの前前前世
映画をご覧になった方はピンと来たのではないでしょうか。
『君の名は。』の世界観そのままの楽曲となっています!
それもそのはず。本来は『光』が映画主題歌になるはずでした。
しかし新海誠監督の要望で作り直し、誕生したのが『前前前世』です。
それでも直前まで野田洋次郎は『光』の方が主題歌になると思っていたのだとか。
映画をご覧になる際は、ぜひこちらの曲も思い出してみてください。