うつむかずに 歩きたいの
あなたへの 愛しさも
せつなさも まっすぐみつめて

出典: はいからさんが通る/作詞:小倉めぐみ 作曲:国安わたる

しかし、そんな空気に押しつぶされることなく、前を見つめる紅緒。

気丈な様子に、かえって可憐さを感じます。

主人公の力強さ

南野陽子【はいからさんが通る】歌詞の意味を独自解釈!凛々しい乙女の胸の内…背筋を正して聴きましょう!の画像

凛々しく恋してゆきたいんです私
傷つくことに弱虫なんて乙女が すたるもの
凛々しく恋してゆきたいんです私
晴れた 空が 好きです

出典: はいからさんが通る/作詞:小倉めぐみ 作曲:国安わたる

1番のサビとほぼ同じなのですが、3行目が1行目の繰り返しになっています。

凜々しく」というのが、紅緒の人柄を象徴する言葉。

紅緒が自立した女性であるということを、可愛らしさと共に表現している歌詞でした。

アイドル四天王

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歌詞の解釈は以上ですが、この曲を歌っている南野陽子さんや映画について少し補足します。

まず、南野陽子さんについて。

南野 陽子(みなみの ようこ、1967年6月23日 - )は、日本の女優、歌手。80年代アイドル。愛称はナンノ。兵庫県出身。所属事務所はケイダッシュ。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/南野陽子

現在は、シリアスからコメディーまで幅広い演技をされる女優、南野陽子さん。

しかし「はいからさんが通る」の頃はアイドルとして活躍。

浅香唯さん、工藤静香さん、中山美穂さんと共に「アイドル四天王」と呼ばれ一時代を築いています。

南野陽子さんは、清楚さとユーモアセンスを兼ね備えておりラジオ番組「南野陽子 ナンノこれしきっ!」も大人気

「はいからさんが通る」では紅緒のわんぱく、おてんばな面を引き出し「可愛い」と評判でした。

そして、あの人のデビュー作でもある

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また、紅緒の許嫁である伊集院忍を演じたのは阿部寛さん。

実は「はいからさんが通る」は阿部寛さんの俳優としてのデビュー作です。

それまでモデルとして活躍していた阿部さんですが、一般企業に就職することも考えていたそう。

この映画出演がきっかけで、俳優としての人生を歩み始めたのでした。

歌詞の通り「運命の分かれ道」だったのですね。

以上、最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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工藤静香さん

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