誰が歌っているのかを紹介するパート分けは、私自身がヘッドホンで聴いて判別したものです。
よって、事実と異なる部分があるかもしれませんが、その辺りもあらかじめご了承下さい。
歌い出しはこの曲のコンセプトを言い切っている
恋は恋 愛は愛で どちらもきっと近くて違うもの
世界はきっと恋で動き 愛を運んで 一回りです
出典: 恋のワールド/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
ストレートでわかりやすくて、気分が元気になりますね。
「世界は恋と愛で満ち溢れている」
「恋と愛があれば何も怖くない」
歌い出しのこの2行で曲のコンセプトを言い切っています。
表現や言葉の種類はまさに「GReeeeNの哲学」を感じると言って良いでしょう。
最初のパートはHIDEとSOHの二人のみ
出だしのパートはHIDEと低音担当のSOHの2人のみで、naviと92は歌って無いようですね。
たぶん、ここは歌い出しなので、後半を少しでも盛あげてギャップ感を出したいという意図からなのかもしれません。
メールを作っても送ることが出来ない~恋に悩む純粋な気持ち...
いつもの日々 君見つけて 不確かだけど これが恋ってやつなの?
繰り返し作ったメールも 送れない 出番はない
出典: 恋のワールド/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
パートはHIDEのソロです♪
恋をしてしまった心境が歌われていますね。
初恋でしょうか?微笑ましい雰囲気が漂います。
いずれにせよ純粋な恋であることは間違い無いでしょう。
いわゆる「告白メール」を作るだけ作って送れない心境...伝わってきますね~。
「感情的になる」という自分の間違った行動に気づいた
感情的になってしまう事が 等身大だと思っていたけど
大人げなさと背伸びが同居して 矛盾生んで 僕を育んでく
出典: 恋のワールド/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
パートはHIDEのソロです♪
この部分の歌い出しが、前のフレーズのボーカルの歌い終わりと若干被ります。
そのため、最初ここのボーカルはnavi?と思ったのですが何度聴いてもここはHIDEのボーカルです。
歌詞は、子供から大人へ成長する過程で悩む気持ちがよく表現されているフレーズだと思います。
「何かうまく行かないことがあると、感情的になればそれで良いと思っていた。
でもそんな大人げないことをしていると、矛盾してどんどん悪い大人に成長してしまう。」
ということを歌っているのでしょう。
GReeeeNがこの曲で何をいいたいのか、その主軸がちょっと見えた感じがします...。
「世界はどうして平和になれないの?」という子供の問いかけ
今の僕のこの感情を 世界の偉い人が集まり悩んでも
解決策は見つからない だって世界はいつも恋愛中
出典: 恋のワールド/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
パートはHIDE、navi、92、SOH。
このあたりから、歌詞の意味が持つスケールの大きさが見えてきます。
「僕の感情」→私欲のために感情的になってはいけない、という考え。
「世界は恋愛中」→自分の欲求を満たすために感情的になってしまっている、という意味。
つまりこんな感じです。
「世界中の政治家がみな、僕と同じように感情的になってはいけないと思っているかもしれない。
でも無理。すでに世界の偉い人たちは自分の欲を満たすため感情的になってしまっている」
「世界は平和になれないの?」という子供ならではの純粋な考えを歌詞にした部分です。
GReeeeN、すばらしいです!
『恋のワールド』は子供の恋愛と世界平和を見事に掛け合せた曲
そして曲は後半に続きます。