第6位 drama
心に響くモノは
君の声を聴かせて
君の瞳にいさせて
もっと
飾らないままで笑って
ありがとうも言えなくて
うつむいたままだって
きっと
どんな言葉よりも
ドラマチックなサイン
出典: drama/作詞:Mitsuhiro Hidaka 作曲:SiZK・MUSOH
他愛もない話をしているだけで、見ているだけでいいのです。
そう望むことが、どんな言葉よりも好きのサインとなるのでしょう。
お互いに相手を愛しく想う気持ちはきっと同じなのです。
でも、そのことにふたりとも気づいていないのでしょうか。
もしくは、なんとなく気づいているけれど、確信が持てず言葉にできないのです。
でも、気持ちは眼差しや、向けられる笑顔に表れています。
それは好きと言葉にするよりも、相手の心に響くものなのでしょう。
曲がドラマ
男性目線、女性目線両方の角度からもどかしくも爽やかな恋模様を歌った「drama」。
曲を通して聴くとまるで一遍のドラマを観てるかのよう。
お互いの気持ちを知りながらもなかなか近づくことのなかったふたり。
そのふたりの気持ちがやっと重なり合ってひとつになる、というストーリーが想像できます。
第5位 涙のない世界
言葉にしきれない喪失感
涙のない世界があるのなら
今すぐに僕を導いて
君がいない未来で一人きり
もう二度とめぐり逢えない
愛を探してる
出典: 涙のない世界/作詞:森月キャス Rap詞:Mitsuhiro Hidaka 作曲:日比野裕史 編曲:ats-、清水武仁、渡辺徹
哀しみも、寂しさもない世界はきっと他の感情もない世界なのです。
大切な人を愛しく思う気持ち、失った事への哀しみや寂しさ…。
その全ての感情がない世界があれば、きっと楽になれるのかもしれないと考えているのでしょう。
自分の全ての感情を無にしてしまいたいくらいに、絶望しているのです。
大切な人を失う、大切な人との未来がなくなるということはそういうことなのです。
同じ世界にはもう生きることはできない。
いつかまた運命の巡り合わせで出逢うこともないのです。
MVへの想い
大切な人を失うということは、置いていかれる方も置いていく方もきっと辛いものなのでしょう。
この曲はそのどちらの感情でも共感できる曲です。
失った大切な人を想う時。
失いたくない大切な人を想う時。
歌詞のひとつひとつの言葉が哀しく、優しく心にゆっくりと沁みていきます。