名曲が多いBUMP OF CHICKEN
独自の存在感を放つ曲
BUMP OF CHICKENは、その独特な世界観が印象的な4人組ロックバンドです。あの独特の歌詞やメロディーは、ボーカルの藤原基央さんによるものです。
BUMP OF CHICKENの空気感を作っているとも言えますね。どこか暗い雰囲気がありつつも優しさに溢れた歌詞に、心が救われたという人も多いのではないでしょうか。
メンバーを紹介
BUMP OF CHICKENはボーカルの藤原基央さん、ギターの増川弘明さん、ベースの直井由文さん、ドラムの升秀夫さんで構成されています。
全員同い年で、ボーカルの藤原さん以外の3人はコーラスも担当していますよ。ちなみに、バンド名のBUMP OF CHICKENには「弱者の反撃」という意味があるそうです。
藤原基央（ふじわら もとお） ボーカル ギター
増川弘明（ますかわ ひろあき） ギター コーラス
直井由文（なおい よしふみ） ベース コーラス
升秀夫（ます ひでお） ドラムス コーラス
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/BUMP_OF_CHICKEN
BUMP OF CHICKENができるまで
BUMP OF CHICKENは2000年にメジャーデビューを果たしていますが、バンドを結成したのはさらに前です。
その上、初めからBUMP OF CHICKENだったわけでも、現メンバーで活動していたわけでもありませんでした。
「あいつ」の存在
メンバーの4人はもともと幼なじみでしたが、ちゃんと仲良くなったのは中学生の頃でした。最初にバンドを結成したのは1994年。
メンバーが中学3年生の時で、文化祭に向けてのことでした。文化祭でバンドを結成するという話はよく聞きますよね。
この当時はBUMP OF CHICKENという名前ではなく、メンバーも現ギター担当の増川さんは楽器を担当していなかったそうです。
ちなみにこの時のギターが「あいつ」と通称される人で、そのメンバーがいたために増川さんは正式メンバーに離れていなかったそうです。
ようやく現在の形に
転機が訪れたのは1995年頃。この頃になると藤原さんは本格的に音楽にのめり込むようになり、オリジナル曲も作るようになります。
音楽活動のために高校を中退したそうですから、その本気具合がよく分かりますね。
一方でギター担当の「あいつ」は練習もサボりがち。そのため、メンバーは内緒で増川さんを誘い、現メンバーで大会に出場したそうです。
この時の結果がよかったことから、増川さんが正式メンバーに迎えられることとなり、現在の形ができたというわけです。
バンドというのは個々の努力や気持ちの向いている方向が違うとうまくいかないもの。結果として、これでよかったのでしょう。
メンバーの“あいつ”はやる気があまりなく次第に真面目に練習しなくなったため、チームワークの乱れに不安を覚えたメンバーが“あいつ”に内緒で増川と4人で大会に出たところ健闘。結果“あいつ”はバンドを離れることとなり、増川が正式にギター担当としてバンドへ迎え入れられた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/BUMP_OF_CHICKEN
活動休止期間も
BUMP OF CHICKENは2000年にデビューしていますが、正式にバンド名が決まったのは1996年です。
1996年2月11日、現メンバーとなり、バンドを「BUMP OF CHICKEN」に改名後初めての大会出場をティーンズ・ミュージック・フェスティバル'96で果たす。後にバンドはこの日を「結成記念日」とするようになった。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/BUMP_OF_CHICKEN
これ以降、精力的に活動をつづけますが、メンバーの増川さん、升さんの大学受験によって活動休止していた期間もあります。
この時期にも藤原さんは精力的に活動し、BUMP OF CHICKENという存在感を強くしていったようですね。メンバー全員が揃っていなくてもできることはあります。
藤原さんの地道な活動には、音楽活動に対する並々ならぬ情熱を感じますね。
大学受験が終わったことでバンドは再び活動を始めますが、1998年10月に売り出された「BUMP OF CHICKEN」はわずか1ヶ月で完売するという驚異的な人気でした。
そして、万を持して2000年にトイズファクトリーからメジャーデビューを果たしたわけです。
