前置きが長くなりましたが、いよいよBUMP OF CHICKENの泣ける曲をランキング形式でご紹介しましょう。藤原さんの歌詞には独特の雰囲気があり、曲の世界観に浸ってしまいます。

だからこそ、聴く人の心に寄り添ってくる曲が多いのでしょうね。

10位:「飴玉の唄」

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「飴玉の唄」は5枚目のアルバム『orbital period(オービタル・ピリオド)』に収録されています。リリースは2007年12月ですが、2006年には曲が完成していたそうですよ。

僕は君を 信じたから もう裏切られる事はない
だってもし裏切られても それが解らないから
どうか 君じゃなく ならないで

出典: 飴玉の唄/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

裏切られてもそれが分からないほどに相手を信じるというのは、とても深い愛情ですよね。それだけ「君」のことを大切に思っていることが分かります。

いつか君と 離れるなら いっそ忘れる事にしよう
出来るのかな 無理だろうな 離れたくないな

出典: 飴玉の唄/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

いつか離れ離れになるくらいなら忘れてしまいたいけれど、きっとそれはできないから離れたくないんですね。それくらい大切な人なのでしょう。

見えなければ 死ななければ だけどそんなの君じゃないよ
僕は嫌だよ 君がいいよ 離れたくないな

出典: 飴玉の唄/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

「君」と離れるのは嫌だけど、死ななかったらもうそれは別物ですよね。

「そんなの嫌だよ 君がいいよ」という歌詞が、子供がだだをこねているようで愛おしい歌詞です。ワガママを言っても、誰も死から逃れることはできません。

大切な人がいつかいなくなる。そんな日なんて来なければいい。誰もが願うことであり、叶わないことだからこそ胸に響きます。

9位:「メーデー」

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「メーデー」は14枚目のシングルです。また、「飴玉の唄」と同じく、アルバム『orbital period』に収録されていますよ。

君に嫌われた君の 沈黙が聞こえた
君の目の前に居るのに 遠くから聞こえた

発信源を探したら 辿り着いた水溜まり
これが人の心なら 深さなど解らない

出典: メーデー/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

救難信号を示す「メーデー」。心の叫びを聞きつけて助けに行く姿がとても胸に迫ります。自分のことを本当に理解できるのは自分なのに、その自分に嫌われてしまった「君」と「僕」。

勇気はあるだろうか 一度手を繋いだら
離さないまま外まで 連れていくよ 信じていいよ
息は持つだろうか 眩しい心の外まで
再び呼吸をする時は 君と一緒に

出典: メーデー/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

互いの傷を埋めるように、一緒に慰め合い、もう1度ちゃんと生きようとする姿に涙が出ます。

8位:「ラフ・メイカー」

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「ラフ・メイカー」は2枚目のシングル「ダイヤモンド」のカップリング曲です。まるで小説でも読んでいるかの様な歌詞が印象的ですね。