【産声/FLOWER FLOWER】自身の経験をもとにした実感のこもる歌詞に感動…！アルバム情報も♪

自身で「産声」を経験するまでは、前へ突き進む事ばかりにエネルギーを費やして疲れてしまっていた自分がいたそうです。

けれど、出産を経てからは不思議と肩の力が抜けたんだとか。

きっと、守るもののために自分が壊れてはいけないという無意識のサインに気づけたのかもしれませんね。

女性は子を持つと、母としての自分とこれまでの自分との狭間で、心と身体のバランスをうまく保っていかなければなりません。

この両者をうまくコントロールできる人もいれば、葛藤にもがき自分は何者なのかを見失ってしまう人もいます。

昔、歌手のCHARAさんが娘のすみれちゃんを出産し、一時期メディアで見ることがなくなった時に聞いた話をふと思い出しました。

“部屋で娘と過ごしながらピアノを弾いて歌っている時に、急に涙が溢れて止まらなくなる時がある”、と。

このお話の真意はわかりません。

母としてだけではなく“わたし”として何かを求める気持ちが強い程、心に生まれる葛藤はなかなか掻き消せないのです。

yuiさんは、バンドを組んだことで自分と周りとの距離間に良い空間が生まれ、大好きな歌と再び自然体で向き合えるようになったのかもしれませんね。

ずっとお腹の中で生命を育み一緒に過ごしてきた日々。

会える日のことを想像はしていたけれど、本当に目の前に君が現れた瞬間は、言葉にならない程の感動で。

こんな幸せがこの世にあったんだと、自分の中で何かが大きく変わってゆく温かい時間と母の柔らかい表情が目に浮かびますね。

時には、強く叱ってしまった自分を責めて、君の寝顔を見ながら涙をこぼして。

どんどん成長していく我が子の姿を見て頼もしいと思う反面、繋いだ手が離れていくのはとても寂しいものです。

きっとこれからも何回も喧嘩するだろうし、反抗されることだってあるでしょう。

たとえ嫌われたってチクチクといろんな事を伝えようとする。

それはたくさんの人から愛される我が子の未来を願った母心だと感じ胸が熱くなりますね。

たとえ大人になったとしても、親にとってはいつまでも変わらない小さな子供のままなんですよね。

旅立つ時まで見守る気持ちと、旅立った後もいつまでも見守りたい気持ち。

大人になった時に、母がこんな風に感じていたんだと、子供からの目線で歌詞をよんでもまた感慨深い素敵な歌です。

2018年3月14日にリリースされたばかりの2ndフルアルバム「スポットライト」。

初回限定盤にはライブ映像が収録されたDVDやスペシャルフォトブックレットなどその他ボーナス特典が楽しめる豪華版です。

ではそのライブ映像のダイジェストをご覧ください♪

今作のアルバムをリリース後、3月25日（日）から全国ツアーを行なうことも発表されているFLOWER FLOWER。

「産声」のMVが公開される日を楽しみにしつつ、彼女達のパワフルな今後に期待大です♪