アニメへのリスペクトが感じられる

迷わず(いける)あなたとなら
捧げられるあなたになら
どんな時も側にいるよ
感じてるから DATE A LIVE

出典: I swear/作詞:不明 作曲:不明

ここの歌詞でも「あなた」が度々登場します。

アニメを観たことのある人なら既に気づいていることと思いますが、この「あなた」は恐らく主人公の五河士道。

この歌は五河士道と関わり合った精霊たちの視点から歌ったものなのでしょう。

アニメの内容を知っていると、さらに歌詞を深読みして楽しむことができると思います。

このようにアニメの世界観に合った歌詞がOP曲になるというのは、アニメファンにとって非常に嬉しいことですね。

「あなた」にならすべてを捧げられる。

「あなた」の存在をいつでもすぐ近くに感じている。

そうして最後に「DATE A LIVE」と、アニメのタイトルが高らかに歌い上げられます。

ここの歌詞は特にアニメへのリスペクトが伝わってくる部分でした。

美しく繊細な景色が目に浮かぶ

サビの歌詞もアニメの世界観によくマッチしています。

アニメが展開していくのに外せない”キス”や”戦争(デート)”。

切ない雰囲気はそのままにして、甘やかな言葉が曲を彩ります。

歌詞から見えてくる美しく繊細な景色を堪能しましょう。

甘い口づけで救って

甘く口づけて once again
まぶたそっと下ろした瞬間
どこかで交わる視線
後に戻れなくなる

出典: I swear/作詞:不明 作曲:不明

精霊を救うための”キス”。

それを甘い口づけと表現しています。

ここの歌詞はアニメの核となる部分が魅惑的に歌われている部分と言えるでしょう。

まぶたを下ろしても、2人の視線は交じり合っている。

それは心が通じ合うことを意味しているのではないでしょうか?

「あなた」に救われ、「あなた」に心を奪われた。

その様子が「後に戻れなくなる」なのだと思います。

五河士道と精霊たちの密接な交流が、終始繊細な言葉で表現されていますね。

「あなた」との未来を誓う

似てるけど違うメモリー
いつか I swear 描いた景色
ここにある今と違う
未来気付き始める

出典: I swear/作詞:不明 作曲:不明

「似てるけど~」という歌詞は、五河士道と出会った精霊たちの心情の変化なのかもしれません。

彼に出会う前に見ていた景色と彼と出会ってから見る景色は、似ていても違って見える。

それはきっと精霊たちの心の深い部分に変化が起こっているからでしょう。

目には見えない大切なもの。

そういった曖昧でありながら確かに存在する”心”というものについて歌われています。

そしてここの歌詞で登場するタイトルの「I swear」。

これは直訳すると”私は誓う”という意味です。

また自分の発言を相手に信じてもらうための強調の言葉としても使われます。

この曲の「I swear」は恐らく、「あなた」との未来を誓うという意味で使用されているのでしょう。

精霊たちが気づき始めた未来。

そこには「あなた」の姿が必ずあるはずです。

デートと戦争

何度でも出会い
廻るこの世界で
私たちの戦争始めましょう

出典: I swear/作詞:不明 作曲:不明

曲を聴くと分かる通り、ここの「戦争」はデートと歌われています。

TVアニメ『デート・ア・ライブ』を語るのに欠かせない”デート”。

もちろんアニメのOP曲である『I swear』の歌詞にも”デート”は欠かせません。

ここで単純に”デート”と表記せず、「戦争」と表しているところがアニメファンにとっては嬉しいところ。

精霊たちと共に繰り広げられる”戦い”もアニメの見どころの1つです。

まだまだ多くの謎に包まれた世界の中で、彼女たちは何度でも巡り合う。

ここの歌詞は、”運命”や”宿命”といった言葉が似合います。

奇跡のようにも必然のようにも思える出会いを繰り返し、物語はこれからどう展開していくのか。

『I swear』は、アニメをさらに盛り上げる歌詞と言って良いでしょう。

最後に

sweet ARMS【I swear】歌詞&MV解釈!デート・ア・ライブIIIのOP曲を紐解くの画像

『I swear』の歌詞は、TVアニメ『デート・ア・ライブ』の世界観とぴったりでしたね。

ミステリアスで、少し切なくて、所々に甘くて繊細な言葉を見つけられる。

『I swear』にハマった人は、ぜひアニメの方も視聴してみてください。