明日が来るのが楽しみだと思ったことはありますか?
しかも、毎日。
筆者もそうですが、大人になるとなかなか難しいことですよね。
好きなことを仕事にできている人でも、うまくいかない日も時にはあると思います。
しかし、子供の頃を振り返ると、幼稚園の友達に会うのが楽しみだったり、毎日何かにワクワクしていた日々があったのではないかと思う人も多いのではないでしょうか。
この部分の歌詞も、そんな子供の頃や、汚れのない初恋の記憶に思いを馳せて、今の自分と対比している歌詞です。
汚れのない眩しすぎる思い出は、今の自分を濁ったものに見せてしまうという側面も持っているものですね。
そんな切なさと思い出の美しさが描かれている歌い出しの歌詞。
続きの歌詞も見てみましょう。
透明だった頃の自分に嘘をつかずにいきていくこと
透明だった 世界も わたしも
澄み切っていた どこまでも真っ直ぐに
あのころの自分に 嘘つかずに 生きてゆく
にごらないように にごらないように
出典: https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=z16C0WXUcZs
人は誰しも、経験を重ねていくうちに、様々な影響も受けて、子供の頃のまま無垢ではいられないものですね。
それでも、ただ周りに流されて自分を失っていくのと、成長し、変わっていく中でも大切な部分は守っていくのでは全く違いますね。
そんな、自分の軸のようなものを守るということが、純粋だった頃の自分に嘘をつかずに行きていくということなのでしょう。
最初は源泉のような澄み切った水のように清らかで生まれてきたはずなのに、放っておいたら濁ってしまう心をできるだけ綺麗なままで生きていけるように。
これは、自分を大切にすることでもあるのでしょう。
好きなことを好きと言えた頃の自分、大切なものまで染まって失ってしまわないように
大好きな事に 理由なんていらなかった
ちっぽけなくせに 怖いものなんてなかった
がむしゃらなことが 恥ずかしくなんてなかった
手を繋ぐだけで 大きな勇気振り絞ってた
キリンレモン キリンレモン
透明だった 涙も 汗も
澄み切っていた どこまでも 真っ直ぐに
あのころの自分に 胸を張って生きてゆく
染まらないように 染まらないように
出典: https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=z16C0WXUcZs
子供の頃、好きだった遊びはありますか?
人によってそれはかくれんぼだったり、お絵かきだったり、歌をうたうことだったり。
子供の頃好きなことには理由なんて求められなかったのに、ただ好きなことをやっているだけでは咎められてしまうようになっていきますよね。
好きなことを仕事にできたら素敵なことではあると思いますが、その先にも葛藤はつきもので、何事にもまっすぐで全力だった日々に戻りたいと思ってもなかなか戻れないものですね。
だからこそ、失わなくていいものは失いたくない、そんな気持ちを大切にしていいと教えてくれるような歌詞です。
他の人に比べて、自分の劣っている部分だと思っている部分は、もしかしたら自分が最も自分らしい部分かもしれません。
周りの常識などに染まってしまってから、取り戻せなくなって気づいても遅いから、そういう部分を大切にしようと言っているのですね。
おわりに
BiSHの「透明なままでゆけ。」を紹介しましたが、いかがでしたか?
キリンレモンという飲み物の持つ、懐かしさや甘酸っぱさ、透明感とリンクして自分の大切なものを思い出させてくれるような作品でしたね。
様々な世代の人に感想を聴いてみたい一曲ですね。
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