"あいのうた"を聴かせてよ
その横顔 その先に
あなたが今 見つめてる
ひとがいると わかっても
出典: LOVE & TRUTH/作詞:YUI 作曲:YUI
恋した相手に「好きな人」がいるというのはショックですね。
それをきっかけにその恋を諦める人だっているはず。
堀井香恵は「知りたい」と思ううちに真実を知ってしまいました。
それでもいいから、あなたからの愛を受け取りたい。
そして私の愛を与えたい。
本当の愛とはこのように、打算無しに注がれる一途なものなのだと思います。
ノートが与えてくれた勇気
翼をくださいと 信じて歌うように アタシだって誓うよ
過去も全部 受け入れるって 決めた
出典: LOVE & TRUTH/作詞:YUI 作曲:YUI
ノートの持ち主が担任を務めるクラスで、合唱コンクールに向けて練習に取り組んでいました。
その背景には不登校になってしまった女の子が「歌が好き」だったという背景があります。
女の子の心が元気になり、学校に通いたいと思ってくれる。
そう信じて歌っていたのです。
このノートに綴られた出来事に感銘を受けた堀井香恵は、自分も前向いて生きようと誓います。
引き返せなくていい
"あいのうた"を口ずさむ その笑顔に 触れたい
あなたが今 見つめてる ひとがいると わかっても
"あいのうた"は終わらない もう出逢ってしまったの
・・・終わらない ・・・LOVE & TRUTH
出典: LOVE & TRUTH/作詞:YUI 作曲:YUI
「LOVE & TRUTH」を和訳すると「愛と真実」。
恋心を認識し、素直にそれを表現しようと努力した堀井香恵。
その結果、石飛リュウの抱える真実を知ることとなりました。
心が大きく動揺したことでしょう。
しかし、もう引き返すことはできないのです。
いっそ知らない方が幸せだったのかもしれないという発想もあるかもしれません。
でも、全ての真実と向き合い、自分の感情を表現できた方がいい気がします。
全てを乗り越えた先にある堀井香恵と石飛リュウの表情は、どことなく穏やかに見えました。
最後に
YUIが楽曲にかける想い
「LOVE & TRUTH」はいかがでしたか?
主人公の気持ちを深く汲み取り、表現しているのが伝わってきますね。
この楽曲、映画のエンドロールとして聴いた時は、歌の存在感が少し強い印象を受けました。
しんみりとした終わり方だからこそ際立っているのかもしれません。
実際にこの楽曲が出来上がった時、映画の製作側からは作り直すように指示を受けたようです。
しかし、この「LOVE & TRUTH」はYUIがインスピレーションをもとに一気に書き上げた楽曲。
どうしてもこの楽曲で進めたいという意思を伝え、リリースに至ったとのことなのです。
こうした話を聞くとYUIの楽曲に込める真っすぐな気持ちが分かり、さらに愛着が湧きますね。
オススメの記事を紹介
OTOKAKEにはYUIに関する記事がたくさんあります。
その中でもオススメのものを、最後にご紹介するので、ぜひご覧になってくださいね!
まずは筆者が好きな映画「カイジ」とタイアップした「It's all too much」。
タイアップする映画によってしっかりとその世界観を表現するYUIの素晴らしさを再認識できます。
YUI「It's all too much」の歌詞を解説!もう、うんざり…それでも奇跡を信じられる? - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
不安に駆られてなかなか踏み出せない。理想に近づきたいのに、それが叶わなくてモガいている。そんな状況でのモチベーションを歌った「It's all too much」からは、現状打破するためのエネルギーを貰うことができます。今回はその歌詞に込められた意味を解説していきます!
次は受験生に向けて制作された楽曲「GLORIA」。
リリース当時はCMへの起用で非常にインパクトがありましたね。
一度聴いたら忘れられないハッキリとしたサビのメロディが、力強く未来を切り開きます。
YUI「GLORIA」の歌詞を解説!泣いて迷って考える…青春まっさかりの君たちへYUIが贈る応援歌 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
YUIさんの「GLORIA」は青春時代を送る受験生に向けた応援ソング。歌詞を見ていくと、力強い言葉の数々に勇気を貰えるはずです。悩みながらも前に進もうとする姿を一緒に見ていきましょう!
最後にご紹介したいのは「Green a.live」。
東日本大震災をきっかけに制作されたこの楽曲は、いままでのYUIとは少し違う世界感を感じました。
「主題歌」を意識した聞きやすいキャッチーなメロディではないのです。
誰かへの「ウケ」を気にするのではなく、心の底から感じる言葉を吐き出したような…。
語りにも近い感情のこもったニュアンスが素敵な楽曲です。
YUI「Green a.live」の歌詞を解説!悲しさを優しさに変えて…この大地で生きていこう - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
生きる意味や生きる目的を再度考えさせられる今回の楽曲。自分は何を考え何に対して努力していくのか、問いかけるような楽曲でした。
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