心に刺さるB'zの名曲「ねがい」

B'zのシングル「ねがい」の歌詞の意味を検索してみた!【B'z The Best】に収録の画像

B'zの「ねがい」は、不動の名曲を次々と残すB'z楽曲の中でも常に人気ランキングで上位にランクインしている曲です。

B'zの16thシングル「ねがい」がリリースされたのは1995年5月で、140.9万枚ものミリオンヒット。

発表からすでに22年以上もたっているのにもかかわらず、いまだに多くの人に愛され続けています。

後のアルバムLOOSE』(ルース)や『B'z The Best "Treasure"』(ビーズザベストトレジャー)にも収録されました。

また、『B'z The Best "ULTRA Pleasure"』(ビーズザ ベストウルトラプレジャー)や『B'z The Best XXV 1988-1998』(ビーズザベストトゥエンティファイブ)にも収録されています。

B'zにはめずらしいストラトキャスターによるジャズロックのようなメロディーと、稲葉浩志さんならではの勇気づけられる歌詞人気のヒミツです。

「ねがい」の動画再生回数は128万回超え!

「ねがい」のYouTube動画は、再生回数128万回以上

「20年前以上の楽曲なのに、歌声が変わらない」「かっこよすぎてやばい」「色あせるどころか、どんどん進化してる感じ」など、動画に寄せられたコメントは共感できるものばかりですよ。

さっそく「ねがい」の歌詞のテーマをチェック!

B'zのシングル「ねがい」の歌詞の意味を検索してみた!【B'z The Best】に収録の画像

「ねがい」の歌詞は、恋愛関係や学校、職場での環境などいろいろな面で問題や悩みを抱える私たちに対して行動や考え方を変えるように促します。

乗り越えることが不可能に思えるような困難な状況でも、それを乗り越えることをねがい、そのための努力をすれば事態は好転するというのです。

偶然かもしれませんが、B'zは「ねがい」を機にこれまでの制作陣を解体しています。

そして稲葉さんが編曲にも参加し始めることにより、B'zのターニングポイントになったと松本さんもコメントしています。

この歌を書いた稲葉さんご自身も、ねがいをかなえるように生きてきた結果ねがいがかなったのかもしれませんね。

迷路を歩むのも抜けるのも自分次第

自分で選んで歩んできたこの迷路

出典: ねがい/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

悩みやトラブルの真っただ中にいると、「いつのまにか」そこに入り込んでいて抜け出すことが難しく感じるかもしれません。

けれどその迷路のような状況に飛び込んだのは、ほかでもない自分自身です。

「いつのまにか」ではなく、むしろ自分で「選んで歩んできた」のです。

少し厳しい意見のようにも聞こえますよね。けれどその後から、努力次第でそこから抜け出しねがいをかなえることができる、と励ましを与えています。

受け身な生き方を変えよう!

迷路のような困難な状況から抜け出すためには、「いつのまにか」とか、「世間をののしる」といった後ろむきの態度も変える必要があります。

問題を人や環境のせいにするのではなく、自分からアクションをおこすことで「どこでも行ける」「きっと行ける」のです。

落ち込んでいるときに聞くと、本当に心に刺ささる歌詞ですよね。

「ねがい」の難解なフレーズの意味をチェック!

B'zのシングル「ねがい」の歌詞の意味を検索してみた!【B'z The Best】に収録の画像

勇気や元気をもらえる「ねがい」ですが、ときおり意味を取りずらいフレーズがありますよね。

ここで、多くの人がよくわからないと感じるフレーズについて読み解いていきましょう。

赤、黄色、白、黒に込められた意味

どこでも行ける
きっと行ける
赤から黄色
白から黒へ
ねがいよ叶え、いつの日か
そうなるよに、生きて行け

出典: ねがい/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

稲葉さんはラジオ番組の中で、歌詞に含まれている色について「絵をたしなんでいる人ならわかる」とコメントしています。

ということは、「ねがい」で歌われている赤、黄色、白、黒はどれも絵の具の色をあらわしているということですよね。

赤は本来どんな色を足しても黄色になりませんし、白はどんな色を混ぜても黒になりません。けれど、稲葉さんは「ねがい」の中で「赤から黄色」「白から黒」と言い切っています。

つまり、本来はありえないミラクルが起こるということ、ねがいはきっとかなうということを歌っているのです。