mihimaru GTとは
mihimaru GT(ミヒマル ジーティー)は、女性ヒップホップシンガーhirokoと、ボーカル・プログラミングが担当のmiyakeによる男女2人組音楽ユニット。略称のミヒマルは『気分上々↑↑』のヒット後、全国区となりました。
名前の由来
ミヒマルのユニット名の由来もまたユニーク。
二人の名前の頭文字である「mi」(miyake)と「hi」(hiroko)に、船名の末尾に付けられる丸「maru」をつけてmihimaruとしたのち、車名に付けられるグランツーリスモの略称「GT」を組み合わせて作られました。
GTはなぜ付けた?
グランツーリスモ(Gran turismo)はイタリア語。英語で言うとグランドツーリング。そもそもは「大旅行」の意味から長距離を高速で入れる高性能車を意味していました。
その後、レースに出場することが可能なほどチューンアップした高性能車にGTと付けて、車両の形態を示すようになりました。
この文字のつく車両の特長は、やはりスタイリングの良さ。かっこいいのです。
また、プレステでも有名なゲーム「グランツーリスモ」がありますよね。リリースされるたびに大ヒットしているゲームです。
このあたりをあやかって「GT」と付けたようです。また「GT」にはガッツ&タフ(Guts and Tuff)と、もう1つの意味も掛けているそうです。
何としてもメジャーになる、という意気込みがヒシヒシと伝わってきます。
ユニット名こぼれ話
ユニット名を決めているとき、miyakeは寝ていてネームのためのミーティングに不在で、hirokoがいくつか提案した中の「みひ丸」がスタッフの目にとまり、決定したとのこと。
miyake案としてあったユニット候補名『Air Grow』は、楽曲として『mihimania〜コレクション アルバム〜』に収録されています。
デビュー後の歩み
2003年にユニット結成直後、ストリートやクラブでのライブ活動を開始します。小さなクラブでも、観客が数名であっても歌わせてくれるのならしっかり歌っていくのが彼ら流。
同年7月、シングル『約束』でデビューするも、オリコンチャートでは156位と鳴かず飛ばずの成績。それから『気分上々↑↑』をリリースするまでの3年は苦労が続きます。
2006年『気分上々↑↑』大ヒット!
デビュー後3年目、運命の曲『気分上々↑↑』が5月にリリース。この楽曲、リリースと同時にミヒマルの2人が出演したヘアカラー、ダリヤ「パルティ」のCMソングに使われて大ヒットします。
それからの快進撃は以下の通り!
11月、ベストヒット歌謡祭2006・ゴールドアーティスト賞を受賞。歌唱曲は「気分上々↑↑」。
12月、第39回日本有線大賞有線音楽賞を受賞。歌唱曲は「気分上々↑↑」。
12月、第48回日本レコード大賞金賞を受賞。受賞曲は「気分上々↑↑」。
12月、第57回NHK紅白歌合戦に初出場。「気分上々↑↑」で紅組トップバッターで出場。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Mihimaru_GT