ZOC【AGE OF ZOC】

異端のアイドルグループZOC

ZOC【AGE OF ZOC】歌詞の意味を解説!ぷっちゃへんざは何を示す?猛烈に生きていく真意に迫るの画像

ZOCは2018年にシンガーソングライター大森靖子を中心に結成された過激派アイドルグループです。

大森靖子はプロデューサー兼メンバーとして参加していますが自身をグループの「共犯者」と位置付けています。

ZOCというグループ名には「Zone Out of Control(孤独を孤立させない)」という意味が込められています。

そのグループ名のとおり独特で個性的なメンバーが揃っているのがZOCの大きな魅力です。

個性が強すぎる故、ネット上で多くの炎上劇を繰り広げていることも特徴の1つ。

2020年7月に人気メンバーであった「戦慄かなの」が脱退し、一時活動休止に。

しかし8月に再始動し、10月にはavex trakからのメジャーデビューを発表。

2021年1月にメジャーデビューシングル【AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER】をリリースしました。

メジャーデビューシングル【AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER】

ZOC【AGE OF ZOC】歌詞の意味を解説!ぷっちゃへんざは何を示す?猛烈に生きていく真意に迫るの画像

15歳の新メンバー「鎮目のどか」の加入、フルアルバムPvP』リリース、とメジャー街道を突き進むZOC。

その快進撃の狼煙となったのが【AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER】でした。

この記事ではその両A面メジャーデビューシングルの1曲目【AGE OF ZOC】の歌詞を解説していきます。

「ZOCの時代」というタイトルのとおり、新たなアイドル時代の幕開けを告げるZOCのテーマソングです!

作詞作曲:大森靖子

ZOC【AGE OF ZOC】歌詞の意味を解説!ぷっちゃへんざは何を示す?猛烈に生きていく真意に迫るの画像

【AGE OF ZOC】の作詞作曲を手掛けたのはもちろん「共犯者」である大森靖子です。

自ら「超歌手」を名乗りシンガーソングライターとして活動してきた大森靖子。

胸のすくような切れ味のある歌詞と過激なパフォーマンスが彼女の魅力です。

真理だけど誰も言えなかったこと、言ってはいけないことを歌い上げる姿は大きな共感を生んでいます。

大森靖子はZOCにおいてもそのスタイルを崩していません。

【AGE OF ZOC】では今までアイドルが歌わなかったこと、歌ってはいけなかったことが多く歌われています。

そのアイドルらしからぬ過激な歌詞にはどんな真意が込められているのでしょうか。

炎上上等

「ぷっちゃへんざ」とは

【AGE OF ZOC】の冒頭および曲中には「ぷっちゃへんざ」というワードが登場します。

「ぷっちゃへんざ」は英語の「put your hands up」をひらがなで表記した言葉です。

「put your hands up」には「手を挙げろ」「盛り上がれ」という意味があります。

主にヒップホップのライブ等で使用されてきた言葉ですが、今では様々な場面で使われる流行語です。

日本ではカタカナで「プチョヘンザ」と表記されるのが一般的ですよね。

ZOCはそれをあえてひらがなで可愛く「ぷっちゃへんざ」と歌っているわけです。

何に対しての「ぷっちゃへんざ」?

ぷっちゃへんざ
ぷっちゃへんざ
ぷっちゃぷっちゃぷっちゃ へんざ
炎上上等

出典: AGE OF ZOC/作詞:大森靖子 作曲:大森靖子

「手を挙げろ」「盛り上がれ」という意味がある「ぷっちゃへんざ」。

曲の冒頭ではその「ぷっちゃへんざ」を繰り返した後に「炎上上等」と歌われています。

ZOCは多くの炎上劇を繰り広げてきたグループです。

その延長で一時は活動休止にまで陥った過去もあります。

しかしZOCは「ぷっちゃへんざ」と、盛り上がれ、もっと燃えろと炎上を気にも留めない姿を示しています。

この反骨精神がZOCの魅力です。

ネット時代のアイドルとしての姿勢

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