天国オン・ザ・ビーチ（サザンオールスターズ）のMVを徹底解説！見たことないほど豪華すぎる出演者に感動

平成最後の第69回紅白歌合戦に「究極の大トリ」として出場。

瞬間最高視聴率45.3パーセントを記録して、出場者の中でNO.1の数字をとったサザンオールスターズ。

彼らが2014年に発表した「天国オン・ザ・ビーチ」のMVが豪華です。

監督は「ピースとハイライト」も担当した川村ケンスケ。

サザンオールスターズの魅力のひとつ、勢いに満ちた歌詞の世界を豪華に爽やかに再現しました。

このMVを振り返り「天国オン・ザ・ビーチ」の魅力に迫ってみましょう。

まずはYouTubeに公式動画がありますので、ぜひご覧ください。

MVのはじめに登場するのが伝説のプロボクサー・ガッツ石松です。

かつて素早いパンチで相手をノックアウトしてきたボクサーの面影は消え、いまや好々爺の雰囲気。

ガッツ石松が南国の島でノートパソコンをいじると、画面には「今夜もヒット・ショー」の文字。

そして何故か満面の笑みで登場する奥田民生。

奥田民生のMVと間違ったのかと心配しますが大丈夫です。

歌がはじまると、桑田佳祐とバックにサザンオールスターズのメンバーが登場します。

Aメロの最後にAKB48の面々がインサートされます。

AKB48からは小嶋陽菜、指原莉乃、島崎遥香、渡辺麻友、高橋みなみと選抜総選挙の上位メンバーばかり。

豪華ですね。

近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」をさりげなく借用。

このMVのコンセプトは「今夜もヒット・ショー」にあります。

架空の歌謡ショーで往年の名曲を振り返る。

サザンオールスターズが得意なパロディーの側面があるのです。

Bメロには増田惠子（ピンク・レディー）と木村カエラが踊りながら登場します。

踊りの振り付けはパパイヤ鈴木が全面指導。

サザンオールスターズのデビュー作は「勝手にシンドバッド」。

タイトルは沢田研二の「勝手にしやがれ」とピンク・レディーの「渚のシンドバッド」のパロディーです。

桑田佳祐はデビューに際し阿久悠に承諾を願ったという逸話があります。

往年の「ザ・ベストテン」の先輩後輩同士の夢の共演です。

増田惠子は往年のピンク・レディー時代と変わらない見事なプロポーション。

木村カエラの和服姿も可愛いです。

城みちるの「イルカにのった少年」がパロディーの餌食にされています。

いまこの曲を知っている方はどれくらいいるのでしょうか・・・・・・。

Bメロの終わりに一瞬だけ平井堅がインサートされます。