エールを送り合うセルフカバー
C&Kの「クローバーとダイヤモンド」はまずこのような形でアナウンスされました。
2018年5月23日、C&KのCLIEVYがももいろクローバーZのベストアルバム『MOMOIRO CLOVER Z BEST ALBUM「桃も十、番茶も出花」』に収録される「クローバーとダイヤモンド」の作詞作曲を務める。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/C%26K
しかも日本中の元気を背負って立つ「ももいろクローバーZ」の記念すべきアルバムに収録です。
そして、ももいろクローバーZとC&Kには不思議な共通点があります。
どちらもグループ名にアルファベットが入っている?残念ながら不正解…です。
忘れることの無い10年をお互いに祝福
「桃も十、番茶も出花」と明るく名付けられたアルバムはこれを記念したものです。
『MOMOIRO CLOVER Z BEST ALBUM「桃も十、番茶も出花」』はグループ初のベスト・アルバム。数人の客を相手に路上ライブからのスタートを強いられた過去があり、そこからの十周年を記念した作品であることを踏まえ「桃も十、番茶も出花」と名付けられた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/MOMOIRO_CLOVER_Z_BEST_ALBUM「桃も十、番茶も出花」
今のももクロがあるのはすべてが努力の結果。(タイトルにあるグループ名でこの後は進行します。)
そして同じようにC&Kも2018年に活動開始から10年を迎えたのです。
2018年11月20日「超無謀な挑戦状〜10周年だョ!全員集合 〜 in 横浜アリーナ」と題する10周年アニバーサリーライブを“結成の地”横浜で開催。約1万人を動員。平日開催にもかかわらず完売と発表される。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/C%26K
ライブハウスから学園祭そして日本中のイベントにこまめに参加するのがC&Kの身上。
小さな積み重ねが、今のC&Kの活躍につながったのです。
女子アイドルグループと男子デュオと全く違うジャンルで活躍する2つのアーティスト。
ジャンルは違っても聴いてくれる人すべてに届ける音楽への愛情は同じです。
それぞれの10年にエールを送る「クローバーとダイヤモンド」。
セルフカバーですから、当然ながらC&K色濃い目の仕上がり。永久保存したくなる歌と映像です。
10年を濃縮還元!
モノクロだけどお目出度い!
公開されたMVに期待することに、センスの良いカット割りや秘蔵映像が挙げられます。
今回ご紹介するC&Kの「クローバーとダイヤモンド」はもちろんそれを見ることが可能。
そしてそれ以上のモノを見せてくれるのはやはりC&Kだから。
全編モノクロです。でも心の中でメラメラと燃える赤い炎は隠し切れません。
アクシデントを乗り越えて迎えた大規模ライブ。
見ているこちらも力が入ります。
こぶしを握りしめて見つめていたらなぜか登場したのはポニーだったりして…。
ライブに参戦している人たちの表情がC&Kの人気の高さを証明します。
参戦できなかったけれど「この輪に入りたかったなぁ~」、とつぶやきたくなる一体感。
MVが終わったら「もう一回見る」を無意識でポチっとしちゃいます。
何度でも見たくなる「クローバーとダイヤモンド」、C&Kの思いを読み解きましょう。
込められたのは、C&Kからのメッセージ
次々と展開する映像は、目が離せないものばかりが選ばれていました。
メジャーを目指して駆け上がった時間がドラマのように見えるのは、2人の表情と豊かな表現力のおかげです。
そして込められたメッセージに注目したいと思います。