2番のサビも、1番のサビとほぼ同じとなっています。

しかし、1行目の文末の表現だけが変わっているのです。

これにより、心ない言葉は空っぽであるということを強調しているのでしょう。

誰かにかけられたそんな言葉たちは気にするだけ無駄である。

そんな風にいっているように感じられます。

それを遠くへと投げ捨てるような光景が浮かんでくる歌詞です。

このまま消えてしまえ 愛のない罪のない言葉たち
空虚は雲の彼方 痛みを痛みでこらえたい

出典: スパーク/作詞:JxSxK 作曲:松隈ケンタ

ここからラスサビに入りますが、ここでは2行目の表現が変わっています。

痛みを痛みでこらえたい

出典: スパーク/作詞:JxSxK 作曲:松隈ケンタ

この部分から伝わるのは、堪えきれない痛みに耐えようとする姿です。

BiSHとして新たな世界へと踏み出した彼女たち。

そんな彼女たちの、この場所で踏ん張ってやるという気持ちが伝わってくるかのようです。

アイドルとして活動していくと、更に厳しい瞬間も訪れるでしょう。

しかし、今までに経験した痛みを思い出して、その痛みを堪える。

今までの経験が彼女たちの原動力となっているのでしょう。

突き進むだけ

BiSH【スパーク】歌詞の意味を解説!今しか走りだせないのはなぜ?目覚めた「俺」の心情を見届けよう!の画像

そう今しか走り出せない 待ってなんかいられない?

出典: スパーク/作詞:JxSxK 作曲:松隈ケンタ

彼女たちがやっと掴んだチャンス。

それがBiSHなのでしょう。

アイドルとしては、異色な立ち位置である彼女たち。

パンクな精神を持っているのが、この部分からも伝わってきます。

これまでの人生を昇華させる、絶好の機会。

誰かにそのチャンスを潰されたくないとい気持ちが伝わってきます。

この楽曲は、BiSHにとっての門出の1曲といえるでしょう。

誰かに支配されることなく、自分たちの足で前へと踏み出していく。

「スパーク」は彼女たちの芯の強さが伝わってくる1曲です。

まとめ

BiSH【スパーク】歌詞の意味を解説!今しか走りだせないのはなぜ?目覚めた「俺」の心情を見届けよう!の画像

今回はBiSHの1stアルバム『Brand-new idol SHiT』の1曲目に収録されている「スパーク」に関する記事でした。

その歌詞で表現されていたのは、彼女たちならではのパンクな反骨精神と、これからの活動への希望。

まさに彼女たちの始まりに相応しい1曲となっていました。

今では、人気グループとして活動するBiSHの始まりを感じられる1曲。

楽しんでいただけたでしょうか。

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