ガングロにパラパラを踊っているこのPVの魅力は?
ギラギラ感が溢れ出ているこのPVのロケ地はスタジオのセットではなく実際にあるお店。
東京の新宿・歌舞伎町にあるガールズバー「ギラギラガール」で撮影されたものです。
ガングロギャルブームが去ったこの時代にガングロメイクにミニスカルーズソックスはとてもインパクトがあります。
一緒にパラパラを踊っているのはBlack Diamondという現役の“強め黒肌ギャル”の全国ユニットです。
強め黒肌ギャルたちのBlack Diamondに負けないガングロメイク。
トレードマークの大きなメガネはそのままのユイ・ガ・ドクソン。
またユイ・ガ・ドクソン自身のビジュアルにもギャップがありイケイケ感があるPVになっています。
「Like a virgin」は懐かしのパラパラダンスをチョイス
当時はディスコやクラブを中心にみんなパラパラダンスを踊っていたそうです。
最近では動画サービスのYouTubeやTikTok(ティックトック)で動画を投稿する若者がいたりしますね。
そんなパラパラダンスは上半身は一定の振り付けと下半身が2ステップで構成されてるダンスです。
これは日本の盆踊りに似ているので、激しく動いているから難しそうに見えます。
ですが、振り付けもそんなに難しくはなく、日本人に受け入れやすいダンスです!
タイトルはマドンナ、曲調はNight Of Fire
デビュー曲の「Like a virgin」はタイトルからマドンナを連想します。
「Night Of Fire」のようなまさにパラパラダンスが流行った曲調でとても盛り上がる曲です。
共演しているBlack Diamondのパラパラダンスでは楽しそうに踊っている人や気だるそうな人もいます。
まさにギャルならではの演出!
というのもパラパラダンスはそういった人がいていいダンスです。
実は憧れを持っていたユイ・ガ・ドクソン
ユイ・ガ・ドクソンの地元は少し流行が遅れてくる場所のようですね。
大きなリボンを付けてスカートを短くするなどのファッションは経験をしたのようです。
年齢不詳のユイ・ガ・ドクソンですが、パラパラが流行っていた事は知っていました。
ガングロとかの独自の流行やブーム、言葉などを生み出していくアイデンティティーに凄い興味を持っています。
そんなふざけた明るい時代を広げていきたいと語るユイ・ガ・ドクソン。
だからそこガングロメイクにパラパラダンスの「Like a virgin」に対しても楽しく仕上がったのだと思います。
楽曲プロデュースはGANG PARADEでお馴染みの
楽曲プロデュースはGANG PARADE同様に松隈ケンタ。
刹那的なメロディーにユーロビートな曲調はユイ・ガ・ドクソンのソロ・デビューにインパクトを与えました。
松隈ケンタは自宅で作曲中にいろんなメロディーを歌うので、奥様はあまり聴かないように気を使っているようです。
でも、この「Like a virgin」は鼻歌で歌っているくらい好評の楽曲に仕上がっています。
レコーディング風景
グループのレコーディングだとフレーズ採用。
初のソロレコーディングでは1曲まるごと歌わせてもらえたことは嬉しかったようです。
いろんな歌い方を試したり、松隈ケンタからもアイデアで音を変えたりしたレコーディングになりました。
グループではなく、ソロだからこそアイデアが飛び交う遊びのあるレコーディングができたのでしょう。
冒頭にある「デカ☆ティン キミハモッテルカイ」というロボットボイスもユイ・ガ・ドクソン本人の声!
レコーディング中にアイデアが採用され、本人曰くセカオワを意識して気に入っているポイントのようです。
ソロになってからの初ライブはギャルの聖地渋谷
リリース前に東京・渋谷のTSUTAYA O-WESTで初のソロライブが開催されました。
本人は”わりとチキン”らしく、緊張のせいかライブ前は悪夢を見るそうです。
「やらせていただくからには精一杯、もうパンツを売る覚悟でがんばりたい」とインタビューで応えていました。
いくら人前に出て、慣れてるとはいえ緊張はするユイ・ガ・ドクソン。
パンツ売る覚悟がまた肝が据わっているというか発想が面白い個性的なキャラを感じます。
オープニングアクトのGANG PARADE、Black Diamond-from2000-が披露し、ついにユイ・ガ・ドクソンソロライブ!
ライブが始まって3回連続で「Like a virgin」を披露。
後にスペシャルゲストとしてBlack Diamondから2人のギャルを呼んで3人で4回目の「Like a virgin」を披露しました。