【サビ】何年経っても変わらない愛

あの夏に君がくれた涙
僕が預けたサヨナラ
波に返そう
もう一度 二人戻れるなら
抱きしめる跡が残るほど
君を離さないよ
十年先でも
ラブストーリー 最後は君と

出典: 十年先のラブストーリー/作詞:前田亘輝 作曲:春畑道哉

夕暮れが綺麗なあの夏の日に君が僕に話した別れの言葉。

それを受け入れ、「サヨナラ」と告げてしまった苦い過去…。

あの時の出来事を無かったことにできるのなら、どれだけ幸せだろう。

もしも二人傍に寄り添って笑い合えていた日々に戻れたなら、僕はもう君のことを何があっても離したりはしないよ。

たとえ何年も時が過ぎ去っても、君への愛情が薄れることはない。

…という具合に解釈してみました。

一番の盛り上がりであるサビ部分。いつまでも相手のことを引きずる男性の未練がましい気持ちでいっぱいですね。

でも別れた後に“もしまた幸せだった日に戻れたら”って思ってしまう気持ちよ~く分かります…。

居なくなってしまった存在の大きさに気付くのは、往々にして一人ぼっちになってしまった時。

「二人でいた時にこの気持ちに気づいていれば」。

そう思ってしまったが最後、相手への愛は日増しに強くなっていく…。

女々しいかもしれませんが、こう考えてしまうのが男の性なんです。

喧嘩別れではなく、この歌のような切ない別れ方を経験した男性の方は共感してしまうのでは?

かつてのキスの味を思い出す…

海沿いのカーブ過ぎたら
出会いのマリーナ
くちづけは潮風の
しょっぱい味がした
シートに置き忘れた
黒いサングラス
君がいつも照れてた時の
仕草写しだす 今もI'm still in love

出典: 十年先のラブストーリー/作詞:前田亘輝 作曲:春畑道哉

水平線が一望できる道路を車で進み、辿り着いたのはかつて二人が運命的な出会いをしたマリーナ。

ちなみにマリーナとは、ヨットなどの船舶を停泊させておくための水域のことです。

ここに来て思い出すのは、あの時君とくちづけを交わした光景。

気持ちいい潮風に当てられて、キスをした時の味はしょっぱかったね。

感傷に浸った後、車へと戻りシートに置いたままの黒いサングラスを見て僕は思い出す。

君は僕が歯の浮くようなセリフを言う度に、サングラスで視線を誤魔化していたね。

このサングラスは、いなくなっていまった“過去の君”と一人になった“今の僕”を繋いでくれる…。

「まだ君のことを愛している」。

その気持ちは何年経っても決して変わりはしないよ。

【サビ二回目】千年先でも色褪せない愛

好きなんだ 忘れられない人
今さらと言われても
ずっと愛してる
勝手なの百も承知の上さ
今すぐじゃなくてもいい
待ち続けるから
千年先でも
ラブストーリー いつかは君と

出典: 十年先のラブストーリー/作詞:前田亘輝 作曲:春畑道哉

どんな出会いをしても、どれだけ時間が経っても君といた日々が一番輝いていた。

あんなに切ない別れ方をした後でも、どうしても君の存在を忘れることなんてできなかった。

それほどまでに、僕は君のことを深く愛しているんだから。

こんなことを言っても君は呆れ顔で「何を今さら…」と一蹴してしまうんだろうな。

分かってる、これが自分勝手なことだって百も承知だよ。

君の感情を振り回しているんだって自分でも気づいてるさ。

でも分かってほしい、決して君を傷つけたいわけじゃないんだ。

ただもう一度僕へ振り向いて欲しい。その気持ちが全てでそこにウソなんてない。

勿論、すぐに返事がもらえるなんて思っていないよ。

何年経っても僕は君が戻ってきてくれることを望むつもりだよ。

大袈裟だけど、たとえ千年が経過しても君への熱い恋心が風化することはないだろう。

そして一回目のサビを再び迎え、「十年先のラブストーリー」は幕を閉じます。

まとめ

本作で自分の恋愛観を見直すきっかけに

「十年先のラブストーリー」で描かれる、去ってしまった最愛の人をいつまでも想い続ける男性の姿。

今回の記事を読んだ人の中には「もう忘れていい加減次の恋を始めなよ」と思われるかもしれません。

ですが過去の恋人の存在が大きければ大きいほど、それに比例して失った時のダメージも大きく、なかなか新しい恋を始められなくなってしまうもの。

失恋のショックに苛まれた経験のある人は、この歌の内容で自分にも思い当たる点が幾つかあったのではないでしょうか?

夏の終わりのような切ないアプローチで贈る今回のバラード

現在進行形で恋愛に悩んでいる人はこの曲を聴いて、是非もう一度「相手を好きでいる」ことについて改めて考えてみてはいかがでしょうか?

最後にこちらもチェック♪

【十年先のラブストーリー/TUBE】忘れられない愛を歌う歌詞を解釈!大噴水がスゴイ動画にも注目!!の画像

記事の終わりに今回取り上げたTUBEにまつわる別記事へのリンクを貼っておきます。

これから訪れる楽しいイベント山盛りな8月に備え、TUBE人気曲をチェックして今の内にボルテージを高めちゃいましょう

夏の楽曲をあえて他シーズンで楽しんでみませんか?ロングラン&ペースを落とさずコンスタントに活動を続けるTUBEの楽曲をピックアップしてみました!

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね