彗星の如く現れた「Aimer」とは

holLow wORlD(Aimer)のMVは独特の世界観が堪能できる♪気になる歌詞情報&MVあり!の画像

近年、音楽ランキングなどに名を連ね、人気アーティストとして活躍している女性歌手・Aimer。これは「エメ」と読むわけですが、彼女自身の愛称をアーティスト名に据えて活動しています。また、「エメ」はフランス語で「好き」という意味を表す言葉でもあります。

いずれにしても彗星の如く現れて日本の歌謡界を席巻しているAimerとは一体どのような歌手なのでしょうか。ここでは、Aimerについて紹介します。

ミステリアスで謎が多い

Aimerは非常に謎の多い歌手でもあります。音楽番組にたまに登場することはありますが、基本的にメディアへの出演は少ないのが特徴です。そのため、Aimerがどのようなルックスなのか、また男なのか女なのかすら知らないという人も多いのではないでしょうか。

Aimerの楽曲はYouTubeの公式アカウントがMVをアップしていますが、それでもAimer自身が映るものは少なく、モデルを出演させたり、風景を移しているものが多くあります。

また、CDのジャケットを見てみても顔が写っているものはなく、後ろ姿や横顔のみです。

印象的な歌声

holLow wORlD(Aimer)のMVは独特の世界観が堪能できる♪気になる歌詞情報&MVあり!の画像

Aimerの魅力は顔を出さないミステリアスさもありますが、もうひとつ大きいのが声の質です。彼女は昔から音楽に親しんでいたようですが、15歳の頃に声帯を壊して治療をした経歴があります。

その時は沈黙療法というものを試し、半年ほど歌うことができない時期があったようですが、歌唱を再開してからはそれまでとは違う「独特の歌声」と歌唱法を習得しています。

どことなくハスキーで繊細な歌声はまさに唯一無二のものと言えますし、誰もがAimerだと気づくほど印象的なものです。

独特の歌詞

Aimerは自身で作詞も行っていますが、彼女の紡ぐ歌詞は彼女自身のミステリアスさのある雰囲気を壊さず、ファンタジックで特徴的歌詞です。

また、繊細で特徴的な声と歌詞の愛称も良く、とても印象的な歌に仕上がります。

芸能界にもファンは多い

Aimerは抜群の歌唱力と雰囲気、詩のセンスを持ち合わせているので、ランキングにも度々登場するように一般のファンからの支持が厚いのが特徴です。

さらに、Aimerは実力派のアーティストでもあるので、名だたるアーティストにも応援されています。例えばロックミュージシャンとして人気阿部真央はAimerと一緒にコラボもしています。また、圧倒的歌唱力を持つ西川貴教からもファンと公言されています。

さらに、大物歌手である桑田佳祐人気アニソン歌手でもある藍井エイルからもラジオ番組などで評価されているのです。

holLow wORlDとはどんな曲?

holLow wORlD(Aimer)のMVは独特の世界観が堪能できる♪気になる歌詞情報&MVあり!の画像

Aimerのリリースする楽曲は瞬く間に人気となるわけですが、彼女が2014年、7枚目のシングルとして発売した「holLow wORlD」も高い人気を集めています。

Aimerは「Aimerrhythm」という名義で作詞活動も行っていますが、この曲もAimer自身が詞を書いたもので、印象的な楽曲に仕上がっています。

またこの曲は、PS Vitaの人気ソフト「フェイト/ホロウアタラクシア」の挿入歌として採用されたことでも注目された楽曲です。

全文英詞で構成

「holLow wORlD」はすべての歌詞が英語で作られているAimerの楽曲の中でも珍しいものです。

Aimerは幼い頃からバンドベースを担当していた父親の影響で音楽に慣れ親しむようになりました。小学校時代にはピアノを習い、中学校に上がると洋楽ロックアーティストであるアヴリル・ラヴィーンを好んで聞きながらギターも弾くようになったと言います。

そして英語の歌詞の作成も始め、さらに実際に海外での生活も経験しました。そのため英語の歌詞の作成も難なくできるのでしょう。

MVも印象的

「holLow wORlD」は「bloKen NIGHT」という曲とともに表題曲としてシングルに収録されています。そしてこれらの楽曲をまとめたMVも発表されているのですが、Aimerらしい独特の世界観が話題となっています。

「holLow wORlD」はバラード調である「bloKen NIGHT」と違ってロックなナンバーとなっていますが、MVでは紙が燃やされていくような映像が流れます。

これは何かが「失われる」「破壊される」というようなニュアンスに感じ取れますし、意識を失っていくような描写のある歌詞ともしっくりきます。