【聞こえますか feat. 春輝<幼少期>(CV:こいぬ)/HoneyWorks】泣ける歌詞を解釈！

春輝の部屋の壁のボードには、秋兄との写真がたくさん貼られています。

両手の親指と人差し指で四角を作ってのぞくと笑っている秋兄と自分。

指で作る四角形も秋兄がやっているのを真似して覚えたものです。

美桜のこと、学校のことを話しながら懐かしく見ていた写真がいつになく胸に刺さります。

秋兄の傍でカメラをいじって遊んでいた自分。

病院でもベッドの上の秋兄といつも映画の話をしていました。

秋兄がいなかったら自分は映画を好きになっていたのか。

映画監督は、本当に自分の夢なのか……。

春輝の目の前が真っ暗になっていきます。

「時間が経ったら、大人になったら平気になるの？

秋兄がいないの、寂しいとか思わなくなんのかな。

秋兄は『いつまでも子供みたいなこと言って！』って怒るかもしれないね。

でもオレは忘れたくないから、忘れない。

いつだって心の中で秋兄に話しかけるよ。

オレの声聞こえてる？　ちゃんと見ててくれてる？

大切な人がいるんだ。

でもまだその人に何も伝えられてないんだ。

『いつもありがとう』も

『悩みがあるなら話してくれよ』も

『大好きだよ！』も。

 秋兄、見てて。

映画監督になるのは間違いなくオレの夢だ。

世界中の人を、オレの映画で笑顔にしたいんだ。

それを叶えるためにアメリカに行く。

遠くなるけど、秋兄は見ててくれるよね。

オレ……旅立つよ」

前に進まなくちゃ、変わらなくちゃと考えていた美桜と話し、自分の夢も再確認した春輝。

夢を掴むため、アメリカ留学することを改めて決心するのです。

夢を叶えたら帰ってきて、また必ず美桜に会うんだと心に誓って……。

あの透き通るキレイな歌声は一体誰？　と思った人も多いのではないでしょうか。

この曲は、アニメで幼少期の春輝を演じている「こいぬ」さんご本人が歌っています。

最初は聞いたことがない声優さんだな……と思っていました。

調べてみると、ニコニコ動画で歌い手として人気の「莉犬（りいぬ）」さんと判明！

「こいぬ」は莉犬さんが声優のお仕事をするときの別名だったのです。

春輝の想いが込められた歌詞と歌声が見事にマッチしていて引き込まれてしまいますね。

ちなみにこの曲、アニメの中で使われた曲を集めたアルバムに収録されています。

「東京ウインターセッション feat.瀬戸口優・榎本夏樹・望月蒼太・早坂あかり・芹沢春輝・合田美桜」

美桜役の豊崎愛生さんが春輝への気持ちを歌った「Re:初恋の絵本 feat. 合田美桜」もオススメです。

アニメのDVD、ブルーレイは前後編の2枚に別れています。

後編DVDのジャケットは、少し大人になった春輝と美桜が並んでいますね。

そう、この物語は高校時代だけじゃ終わらないんです！

夢を追いかけて留学を決めた春輝。

春輝を待つ決心をして「美術教師」の道を選んだ美桜。

別れたまんまじゃ終われません！

アニメは全６話と比較的短めなので、１日のお休みがあればイッキ見も出来ちゃいますよ♪

恋にも進路にも忙しい高校3年生。

辛い恋を忘れられないあなたには「いいことだってあったんじゃない？」って呼びかけてくれます。

恋の仕方なんて忘れちゃったというあなたにはキュンキュンを思い出させてくれます。

大切な人と見て、一緒にいることの幸せを再確認するのもステキですね。

ちなみに「聞こえますか」が挿入歌として使われているのはアニメ第３話。

自分を応援してくれる人がいることをきっと思い出させてくれますよ！

そして最後にHoneyWorksの楽曲といえばこんな曲がおすすめです。

秋兄の同級生・朔は、映画研究部の顧問・明智先生だった！コアなファンはココにハマります！