撮影場所もシンプル
撮影が行われている場所はどこかのダンススタジオか、ホールと思われます。
どこかの「ミュージックビデオ用の特別な場所」などは最初と最後以外で利用していません。
ごくごく一般的な場所で撮影しています。
少し色づいた木材の床とクラップ音がマッチしていて、見ていて心地良い映像に仕上がっています。
1カットで撮影された
Sing Out!のミュージックビデオは、1カット撮影で行われました。
1カットですから、一切の失敗が許されません。
もし仮に途中で失敗してしまえば、最初から撮影はやり直し。
かなりの緊張感の中でこのMVが撮影されたことが容易に想像できます。
しかし、ビデオ中で見せるメンバーたちの表情は、みんな優しい笑顔です。
彼女たちのプロ意識の高さや、この曲にかける思いが伝わってきます。
ミュージックビデオの内容を解説
冒頭、遠くを見つめる齋藤飛鳥
世界は広すぎて
見渡せない
青空はどこまで続くのか?
出典: Sing Out!/作詞:秋元康 作曲:Ryota Saito・TETTA
サビ以外での構成と込められているであろうメッセージ
そこでは、このように歌われています。
ここにいない誰かのために
今 何ができるのだろう
みんなが思えたらいい
自分のしあわせを
少しずつ分け合えば
笑顔は広がる
出典: Sing Out!/作詞:秋元康 作曲:Ryota Saito・TETTA
広い世界を前にして、1人でできることは少ないかもしれない。
でも、みんなが幸せを願い行動することで、ハッピーな世界にできるということを表現しているのでしょう。
ミュージックビデオでは、個別に点在している数名のメンバーたちにスポットライトが当てられています。
それぞれが幸せを願い、踊り、笑顔になれればいいという気持ちが表現されています。
サビ以外は、上記のようなメンバー数名のダンスシーンで構成されているSing Out!。
歌詞にある通り、広い世界で距離が離れていたとしても、各々が幸せを共有できれば、みんなハッピーになれる。
全体を通して、そのようなことが表現されているミュージックビデオだと推察できます。
サビは全員でダンス
先ほどお伝えした通り、サビ以外はメンバー数名ずつのダンスで構成されているSing Out!。
逆にサビでは、全員が集合したダンスシーンが披露されます。
ミュージックビデオのコンセプトの通り、「みんなで歌う」という楽しさや嬉しさが表現されています。
全員が笑顔・優しい表情でダンスし、歌い上げており、見ているこちらへ「ハッピー」が届いてきますね。