平井大【ここにあるもの】歌詞を解釈！ボクらの時計はなぜ動く？足りないものと"ここにあるもの"に迫る

時代とともに環境はどんどん変わっていきます。

しか主人公の心の中にある君への想いはときが経った今でも変わりません。

楽しかった思い出、幸せだったあの時間。

そんな当時の想いをずっと胸に抱き続けています。

もしかしたら一生会えないかもしれない…。

それでも忘れられないのです。

昨日のことのように覚えている君と過ごした時間。

それでも過去は過去で、戻ることはできません。

君は今どこで何をしているのか。

そんなことを考えながら名前を呼んでも返事はありません。

それでも君の声、しぐさ、温もり全部を覚えています。

もしもう1度会えることができるなら、絶対にこの手を離さない。

君の温もりをずっと感じていたい。

会えなくなった寂しさや未練の感情がわかるフレーズです。

君といつも一緒に通っていた道。

あの頃は工事をしていて「混んでるね」と2人で言い合ったことでしょう。

そんな工事も今は終わり、今はその道を1人で通っています。

まだ君のことが忘れられない主人公。

しかし時間はどんどんと流れていくのです。

大好きな人を思い出す切ないフレーズです。

君がよく行っていたお店の前を今は1人で通っています。

きっとお店に入るともっとあの頃のことを思い出すでしょう。

失恋したことのある人の中には、思い出の場所へ行くことが辛いと感じる人もいるかもしれません。

幸せだった日々を思い出して悲しくなったり寂しくなったり…。

しかし主人公はむしろ少し喜んでいるように感じられます。

色褪せていく君との思い出をこれからもずっと覚えておきたいのかもしれません。

今もこの先も、自分にとって大切な存在であることは変わらないのです。

君が自分の隣からいなくなって、どれほどの月日が流れたでしょう。

暑い夏も寒い冬も、1人で過ごす誕生日やクリスマスにも慣れてきました。

それでも心の中にずっとある想い。

君のことが愛しくて、大切だという想いだけはあの頃から変わらないのです。

自分を取り巻く環境は日々変化し、進んでいきます。

しかし君への想いは当時のまま。

まるで時間が止まっているかのように、心に取り残されています。