絢香「にじいろ」の歌詞に込められた意味とは…？！朝ドラ「花子とアン」主題歌が合唱曲として人気に♪

NHK連続テレビ小説『花子とアン』主題歌として書き下ろされたこの楽曲。

ドラマのヒットとともに、大きな注目を集めます。

他にも2016年より、UQ mobileのCMソングに起用されました。

カップリングとして収録された切ないバラードナンバー。

沢井製薬のCMソングにも選ばれました。

2014年度上半期に放送された朝の連続テレビ小説シリーズの作品。

「赤毛のアン」の日本語翻訳者である村岡花子の生涯に迫った作品であり、脚本は「やまとなでしこ」など女性を題材にしたドラマをヒットさせる定評のある中園ミホさん。

女性の生き方や働き方に言及しつつも軽やかに描き出すタッチで、多くのファンから愛されました。

その人気は視聴率にも表れており、大ヒットした『あまちゃん』（20.6%）や『梅ちゃん先生』（20.7%）、『ごちそうさん』（22.4%）を超えて朝ドラでは過去10年で最高の記録となる、平均視聴率22.6％を記録しました。

それでは、様々なライフイベントを乗り越えて強くなった絢香が届ける歌詞に迫っていきたいと思います。

この楽曲は前述の通り、「花子とアン」の主題歌でした。

このドラマの中で主人公の“はな”は貧しい出自ながらも名門校に進み、懸命に英語を学び、立派な翻訳家へと成長していきます。

そんな彼女の大切な体験として語られる女学校ですが、歌詞を読んで、この楽曲はそんな彼女へ送る卒業ソングなのではと感じました。

「ずっと長く道は続くよ」とは、人生はもちろんのこと、自らが選んだ夢を現実にしていく道、という風に読めるからです。

もちろん学生時代にも、はなはたくさんの経験をします。

いつも明るく笑うヒロインであっても、その笑顔の裏に辛い経験や悲しみを持っており、だからこそ尚更愛おしく思えると歌っています。

そんな、経験のひとつひとつが大人の女性“花子”を支えており、出来上がっていっているのでしょう。

これは、歌い手でもある絢香の体験にもつながっているように思えてなりません。