ラックライフ「名前を呼ぶよ」

【名前を呼ぶよ/ラックライフ】歌詞に込められた意味とは?『文豪ストレイドッグス』ED曲!【PVあり】の画像

2016年リリース

「名前を呼ぶよ」は、2016年5月11日にリリースされたラックライフの1枚目のシングルです。

大阪は高槻のバンドとして高校の同級生4人によって結成されたバンドであり、この作品が彼らのメジャーデビューシングルとなりました。

またオリコンチャートでは、最高25位を記録するほどの人気ぶりで鮮烈なメジャーデビューを飾りました。

アルバム「Life is beautiful」に収録

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さらに「名前を呼ぶよ」は、2017年3月15日にリリースされたラックライフの1枚目のアルバムである「Life is beautiful」の13曲目に収録されました。

このアルバムは、彼らにとってメジャー初のアルバムであり、「名前を呼ぶよ」の他にも「初めの一歩」や「変わらない空」などアニメのタイアップソングとして話題になった楽曲が多く盛り込まれました。

またラックライフの結成日とリリース日を被せており、オリコンチャートでは最高27位を記録するなど、記憶にも記録にも残る1枚となりました。

PV

また「名前を呼ぶよ」は、PVも制作されています。

その内容は、メンバーの演奏シーンを中心に、中盤からは何気ない人々の生活や景色の中をボーカル・ギターのPONが通り過ぎていきます。

そして、最後に向かうにつれて歪んだ時空を取り戻し、正しく前へと歩を進めていくかのような演出が印象的で、前向きな映像に仕上がっています。

「文豪ストレイドッグス」ED曲!

文豪ストレイドッグス

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この「名前を呼ぶよ」は、テレビアニメ版「文豪ストレイドッグス」のED曲(以下、エンディングテーマ)に起用され話題になりました。

「文豪ストレイドッグス」は、朝霧カフカが原作を務め、春河35によって描かれた漫画です。

月刊漫画雑誌である「ヤングエース」にて2013年1月号より連載を開始し、現在も連載が続いている作品です。

そして、2016年4月よりテレビアニメ化がなされ、TOKYO MXなどで約2ヶ月の間、第1クール(第1話〜第12話)として放送されました。

その内容は、歴史に名を馳せた文豪たちを、美形の顔立ちにした上でキャラクター化し、その文豪たちにそれぞれ、自身の作品にちなんだ能力を持たせています。

さらに、その能力を使って、文豪同士で戦わせるという新しい観点で文学作品と向かい合った内容になっています。

その第1クールのエンディングテーマをラックライフが担当し、「名前を呼ぶよ」が多くの人の耳に触れるきっかけになったのです。

エンディングテーマに起用!

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この「名前を呼ぶよ」は、このアニメ「文豪ストレイドッグス」のために書き下ろされました

原作を読んだ上で制作に向かい、自分たちの音楽活動にそれを重ねていくことで制作は進んでいったそうです。

元々、バンドとして書きたかった「誰かのために何かをしたい」というテーマに沿った楽曲になっており、これまではそれがなかなか形になりませんでした。

それは、想いの強さや、まだバンドとしての未熟さが邪魔をしていたのかもしれません。

しかし、このタイアップを獲得し、楽曲を書き下ろしたことによって、その殻を破ることができたのです。

さらに「名前を呼ぶよ」というフレーズ自体も、原作を読んだからこそ出てきたことをPONは語っており、自分たちにとって「名前」という1つの存在意義を曲に落とし込めていったのではないでしょうか。

メジャーデビューシングルバラードというのは彼らにとってチャレンジでしたが、大きな節目にラックライフらしい作品を残せたことを彼らも喜んでいるそうです。

「名前を呼ぶよ」の歌詞に込められた意味とは?

それでは、そんな「名前を呼ぶよ」の歌詞を見ていきましょう。