西のジャニーズ7人組「ジャニーズWEST」
2014年4月にシングル「ええじゃないか」でデビューした、ジャニーズのアイドルグループ「ジャニーズWEST」。
メンバーは、重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望の7人で、全員が関西出身者です。
関西出身のジャニーズといえば2004年にデビューした関ジャニ∞が大先輩ですよね。
ジャニーズらしい見た目のキラキラ感だけでなく、関西独特のノリのよさが彼らの何よりの魅力。メンバー同士の仲の良さや絆の強さが垣間見える突っ込み満載のトークも大人気です。
もちろん歌にお芝居、ダンスもバッチリですよ。
ズンドコパラダイス
オリコン1位を獲得したヒット曲
「ズンドコパラダイス」は2015年2月にリリースされた、ジャニーズWESTの3枚目のシングルで、オリコンチャートで週間1位を獲得しました。
カップリング曲として「SAKURA~旅立ちのうた~」が収録されています。
また2015年12月にリリースされた2枚目のアルバム「ラッキィィィィィィィ7」にも収録されています。
一体どんな曲?
何やらタイトルを聞いただけではムムム???と首をひねりたくなりますが、「ズンドコパラダイス」の特設サイト上では、「タイトルも普通の人やったらビックリする」、「どんなタイトルが来てもあんまり驚かなくなってきてる」というメッセージが多かったとか。
ジャス民(=ジャニーズWESTのファン)の間ではいたってすんなり受け入れられたようですね。
1枚目は「ええじゃないか」、2枚目は「ジパング・おおきに大作戦」と来ましたから、「ズンドコパラダイス」くらいでは、慣れっこのファンたちは驚かないわけで、むしろジャニーズWESTらしいということなのでしょう。
曲はといえば、とにかくワチャワチャと楽しげで覚えやすい雰囲気に仕上がっています。
何とも陽気なこの曲は、ライブでファンたちと歌って踊ってお祭り騒ぎで盛り上がることを前提に作られた楽曲ではないでしょうか。
ズンドコって??
ズンドコ...一度聞いたら忘れられない響きがあるこのフレーズ。
今回のジャニーズWEST「ズンドコパラダイス」というタイトルを聞いて、氷川きよしの「きよしのズンドコ節」を思い浮かべた人も少なくないでしょう。
そもそも「ズンドコ」って何なのでしょうね?
ちょっと調べてみたら、元々「海軍小唄」と呼ばれていたのが「ズンドコ節」で、その昔戦地へ赴く男の心情を歌った流行歌の一つのようなものだそうです。
戦後には田端義夫の「ズンドコ節(街の伊達男)」や、ザ・ドリフターズの「ドリフのズンドコ節」など、数々のズンドコ節が発表されて大ヒットしました。
もしかしたらお父さん・お母さん世代や、お祖父ちゃん・お祖母ちゃん世代は知ってるかも?
日本人の心に古くから馴染みの深いスタイルなのかもしれませんね。
MVの中身も気になる
「ズンドコパラダイス」は、初回限定盤Aに付いている特典DVDにも注目が集まっています。
このDVDには本作のミュージックビデオおよびメイキング映像が収録されているのですが、昭和の香りたっぷりのお茶の間に、家族に扮したメンバーたちが登場してコント風にスタートします。
さらに、テレビからは昭和歌謡チックなセットと衣装で歌うメンバーたちの姿が流れてくるという設定。
途中でクイズ番組になったり女装を披露したりとハチャメチャですが、もう細かいことはどうでもよくなるような楽しさです!
気になる配役は?
お父さん=濱田、お母さん=中間、クロ(猫)=神山、娘(ギャル風)=桐山、息子(現場作業系の仕事?)=藤井、息子(ガリ勉風)=重岡、息子(園児)=小瀧という役どころになっています。
どんな役でも嬉々として演じるメンバーたち。見ているだけでほっこりします。
振り付けにも注目
何度も繰り返される「ズンズンドコ ズンズンドコ♪」という部分では、拳を振りながらひたすらジャンプするのですが、耳に残るフレーズと共に誰でもすぐに真似できる振り付けになっています。
歌詞を見てみる
では「ズンドコパラダイス」の気になる歌詞をちょっぴりご紹介しましょう。