ハウステンボス「チューリップ祭」CMソング、読売新聞「メガ文字キャンペーン」CMソング、サントリー「BOSSレインボーマウンテンブレンド」CMソング、全日本空輸「夢見るヒコーキ 故郷篇」CMソング。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/春よ、来い_(松任谷由実の曲)
有名企業がこぞってこの曲をCMに採用しています。
それだけ耳に残るメロディーと歌詞を書けていることがわかりますね。
音楽の教科書に掲載されている
ユーミンはこの曲で日本文化とポップスと童謡の融合を実現しました。
そして日本国民に語り継ぐべき曲となった「春よ、来い」は音楽の教科書に掲載されることとなりました。
音楽教科書のほか、詩として光村図書出版刊の中学2年国語教科書にも掲載された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/春よ、来い_(松任谷由実の曲)
また流麗な言葉遣いが認められたのか、国語の教科書にも掲載されているそうです。
この曲を理解出来れば行間を読む力が付くということを、教科書を作っている方々も分かっているのですね!
わずかな言葉で奥行のある世界を表現するのが詩ですから、この曲はピッタリだと思います!
震災の時にも歌い継がれた
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の被災地を支援するため、本曲にちなんでユーミンとNHKは共同で「(みんなの)春よ、来い」プロジェクトを行っている。このプロジェクトでは、「春よ、来い」のコーラスを歌った動画を一般募集し、これらの動画を重ね合わせた新バージョンをインターネット配信し、その収益を被災地支援のために全額寄付するとしている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/春よ、来い_(松任谷由実の曲)
東日本大震災の後に行われた上記のプロジェクトは好評となりました。
春を待ち望むこの曲が復興を待ち望む人々の姿と重なったのでしょう。
このアレンジでユーミンは紅白歌合戦に出場し、日本国民に復興支援を呼びかけました。
おわりに
「春よ、来い」のニュアンスや奥の深さがわかって頂けたら幸いです。
ユーミンの選ぶ言葉は、この世に生まれた瞬間からそこに収まることが決まっていたみたいに、ぴったりとはまります。
彼女は一流の歌手でありながら、一流の詩人でもあるのです。
これからも日本の歴史に残るような曲を書き続けて欲しいですね!それでは!
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最後に本記事とあわせてチェックして頂きたい解説記事を、2本ご紹介致しましょう。
松任谷由実【ひこうき雲】
まずこちらは、松任谷由実【ひこうき雲】について解説した記事です。
2013年に公開されたジブリ映画「風立ちぬ」の主題歌にも抜擢されたこの曲。
発売自体は1973年ですが、ユーミンのデビュー40周年を記念してのジブリとのコラボとなったそう。
時を越えて多くの人に愛される、ユーミンの曲ならではのコラボなのではないかと思います。
松任谷由実「ひこうき雲」の歌詞は○○をテーマにしていた?!『あの子』とは?!ジブリ主題歌!PVも♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
数多くのヒット曲を生み出してきた、日本を代表するミュージシャン「松任谷由美」。「ユーミン」の愛称で、親しまれています。そんな彼女の1stアルバムに収録されている初期の名曲が、今回ご紹介する「ひこうき雲」です。歌詞のテーマや内容など、「ひこうき雲」の知られざる魅力に迫りたいと思います。