すきなものをすきといえる
それはゆうきをもちあわせている
きらいなものをきらいといえる
それはおとなになれといわれる
そうやってなにもかもが停止していく
同じもんを食い漁る忙しい群れ
満たされりゃそっぽ向いて大団円・大迷惑
出典: 週刊少年ゾンビ/作詞:Yurin 作曲:Yurin
SNSはもはや社会そのものです。
好きなものを、ちゃんと胸を張って「好き」と言うには勇気が必要。
嫌いなものを「嫌い」と言えばやんわりと否定されてしまいます。
自分らしさを出すところがなくて次第に「表現」できる場所を失っていくゾンビたち。
みんなが「いいね!」と言ったものだけが正義
それとは裏腹に「大多数」の人々はSNSで同じような表現を繰り返します。
それはみんなに「いいね!」と言われたものだけが許される世界。
ゾンビにとってはそんな世界はいつもせわしなくって、慌ただしいもの。
心が休まる暇がありません。
顔出しNGの彼ら、もしかしたらこの曲は本心?
顔出しNGに込めた「意思」
今日もずっと
狙われているぞ
ワンショット、エイトゥエックス
マウントスナイパー
あー言や百撃ち込まれる
あーやだやだなもう帰ろー
出典: 週刊少年ゾンビ/作詞:Yurin 作曲:Yurin
サイダーガールは、メディア顔出しNG。ライブでしか顔を見られないバンドとしても有名です。
その理由は「地元の友達にばれたくない」だそうです。
まさにSNSを回避して活動している彼らですね。
本楽曲にはそんなサイダーガールとしての本音が詰まっているのでしょう。
ある意味自分たちを守る自己防衛の方法を最初から知ってのことなのです。
この歌詞にあるように一度メディアに出てしまえば、意図せぬところで叩かれたりしがち。
揚げ足とりのようなスナイパーたちが潜んでいるのがSNSであり、それが現代社会ともいえます。
この曲は「みんなの本心」の代弁
「そういうことも気にせずパーっと生きていたいな」
この曲には作詞したYurinさんとサイダーガールメンバーたちのそんな本心が現れているのかもしれません。
そしてこの気持ちは、SNSをやっている人たちも含め実は「みんなの本心」を代弁してくれているのです。
これは遊び?それとも?な独特リリックたち
この歌も 遊んでばかりだし
出典: 週刊少年ゾンビ/作詞:Yurin 作曲:Yurin
あえての問いかけ
地獄の沙汰も何次第です?
出典: 週刊少年ゾンビ/作詞:Yurin 作曲:Yurin