ネイビーブルーの空 そっと 手を伸ばしてみる
張り裂けそうな胸 もう一度 ただ抱きしめて

あの時 素直になれば こんな事にならなかった
目覚めたら 全てが 夢であってよ
そしてまた ふざけて
Bye Bye Bye...
Why did you say bye bye...

出典: 永遠/作詞:Narumi Yamamoto 作曲:Daisuke "D.I" Imai

夜の帳が下りる「ネイビーブルーの空」に手を伸ばす「私」が抱えているのは、一つの後悔です。

素直になるべきだった「あの時」というのは、別れてしまった日のことでしょう。

永遠に一緒にいられると思うほどの関係だった2人。

もしかしたら、彼はその関係性を信じきっているからこそ、「私」に冗談のつもりで別れようと言ったのかもしれません。

それに対して、「私」は2人の関係性を信じきっていたからこそ、とてつもないショックを受け絶対に別れたくないと素直に一言言えればよかったのに言えなかったのではないでしょうか。

そう考えると、お互い「永遠」と信じていたからこそ皮肉にもすれ違ってしまった2人が描かれているからこそタイトルになっていると解釈できますね。

男女の関係の難しさも感じてしまう歌詞ですね。

叶わない約束が切ない

道行く人をぼんやり見ていた
君と歩いた プラタナス並木
今度 パスタ作ってって
来年 旅行しようって
ずっと 私を守るって 言ったのに

出典: 永遠/作詞:Narumi Yamamoto 作曲:Daisuke "D.I" Imai

たった一度のすれ違いが、悲しい別れを生んでしまった失恋が描かれた歌詞

通りをぼんやりと眺めている「私」の心は別れてしまった彼への思いでいっぱいです。

パスタを作るという小さな約束から、旅行の計画まで、唐突に訪れた別れによって失われた沢山の約束が、悲しみを増幅させます。

きっかけは些細でも、愛を誓い合った仲でも、一度壊れた関係はなかなか修復できないもの。

2人が分かり合える日が来ることはもうないのか...とそんなことを考えてしまいますね。

おわりに

【永遠/BoA】隣にいてくれた君はもういない…切なすぎる悲恋を描いた歌詞の意味を徹底解釈!PVありの画像

BoAの「永遠」の歌詞の意味を解釈しましたが、いかがでしたか?

未練を残した失恋の癒えない傷が切なすぎる歌詞でしたね。

でも、そんな歌詞だからこそ、悲しい失恋から立ち直れないリスナーの心を今尚掴み続けているのでしょう。

また、いくら永遠に続くと思われる関係でも、気持ちを言葉にして伝え合うことの大切さも、この曲は教えてくれているようですね。

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