連れ出してあげる 夜のデート
いいじゃない?どうせ意味がない 決める門限はオレとキミじゃない?
越えさせてあげる パパのゲート
いいじゃない?どうせ意味がない 決める条件はオレと

出典: 門限やぶり/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ 

いつも寂しそうに俯いて誘いを断る「キミ」。

主人公は何度だって彼女を誘います。

パパの決めた門限なんて気にしない、「キミ」をそこから連れ出してあげる。

一緒にでかけるのかどうか、決めるのは「オレ」と「キミ」だから。

ひとりでやぶれないなら「オレ」とやぶろう!

パパの作ったゲートも二人なら飛び越えられるよ

主人公は力強い言葉で彼女に語りかけます。

夜の電車の外に待っているのは、彼女がまだ触れたことのない世界。

一歩踏み出せばそこにはいままで知らなかったことがたくさん待っているのです。

いつも自分を連れ出すために明るく誘ってくれる彼と共に。

二人きりで夜のデートへ

一緒にでかけよう、夜のデートへ

オレが 君の顔覗き込む 君は困りそっと俯く
オレが負けず微笑みかける 君は笑いそっと頷く
そうこなきゃ この世の中 君が知らない事ばかりなら
そ~こから 心の中ごと 君と共に夜の中

出典: 門限やぶり/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ 

主人公の気持ちの強さと誠実さは彼女の心を次第に動かしていきます。

人が大勢いる車内で見つめあう二人。

二人の間だけで流れる密度の濃い空気。

耐えきれず困った彼女は俯いて目をそらします。

主人公にとってはそんなのいつものこと。

また強い目で優しく彼女に微笑みかけます。

そんな主人公につられて、彼女からこぼれたのは微笑み

こんなに何度も断っているのに、ずっと誘ってくれる人なんてはじめて。

最初は不審に思っていた彼女にも主人公の熱意は伝わったようです。

いくら断り続けても誘ってくる主人公に根負けしたところもあるのでしょう。

「この人となら一緒に外の世界にでかけてみたい」

主人公のアプローチを受ける中で彼女の気持ちにも変化がおとずれたのではないのでしょうか。

そっと頷く彼女の合図。夜のデートのはじまりです。

差し出された彼の手を取って、二人は夜のデートにでかけます。

一緒にやぶる門限「今夜は帰さない」

はじめて出会ったのは 飛び乗った電車のドアのそば
でも 今日は二人きり 君との話で持ちきりのまま
君が行ったことのないような所へ オレが君を連れ去りたくて
今夜は帰さないぜ パパの元には戻れないぜ なら
いっそのこと羽目はずし パパの怖い顔もおいておいて
おいで 連れ出してあげる 手と手 繋いで逃げる
このままじゃ君はお嬢様のまま 彼氏はパパとママ
ならいっそ帰らないで ならばずっとオレのそばで

出典: 門限やぶり/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ 

出会いからはじめて、電車の中以外で二人きりで会う「オレ」と「君」

やっと誘いに頷いてくれた「君」、きっと彼女にとってはものすごく勇気がいることに違いありません。

家には約束した門限に帰ってこない娘を待つパパとママ。

怒った怖い顔が目に浮かんで、気が気じゃない思いもあるでしょう。

パパとママだって娘を心配して厳しい門限を作っている、いい子な「君」はそんな気持ちも考えてしまいます。

パパとママを裏切ってしまう...

ずっといい子にしてきたのです。

門限をやぶるのは彼女にとって、いままで知らなかった恐ろしさもあること。

でもそのままいうことに従ってるだけじゃ、いままでと何も変わらないよ。

ずっとパパとママに守られて門限に縛られたままでいいの?

怒られるのが嫌なら帰らなければいい。

どうせ怒られるなら、今夜は思いっきり二人で羽目をはずそう!

本当に帰れないのなら、もう帰らなくていいよ。

このままずっと二人でいよう

前向きで男らしい主人公の言葉は彼女の不安を吹き飛ばしてくれるのです。

パパのことは忘れて、主人公との時間を精一杯楽しみます。

お嬢様な彼女にとっては一晩だけの逃避行かもしれません。

でもそんなことはどうでもいいのです。いま、彼と一緒に過ごせるのなら。

彼女にとってはじめての【門限やぶり】

彼女がやぶったのは門限だけではないでしょう。

彼が門限という大きな囲いから彼女を連れ出してくれたから。

そして見たことのない世界を教えてくれたから。

もうパパのゲートは越えらるはずです。

彼に会えて、自分の心の殻もやぶることができたのだから。

最後に

ケツメイシ【門限やぶり】歌詞の意味を解説!お嬢様な君にどんなアプローチをする?男らしい言葉にキュン!の画像

電車で出会った二人のラブストーリーが描かれた【門限やぶり】。

ぜひその温かみのあるトラックにも注目してみてください。

印象的なホーンの音色。

はじめは彼女の門限を告げるチャイムのように感じますが、物語が進むにつれて二人を祝福してくれているよう。

夜道を歩く二人を見守っているような猫の鳴き声。

アウトロの軽やかなサックスはまるで夜のデートにでかける二人の軽やかな足取りを表しているよう。

【門限やぶり】は細かいところまでにくい演出がされている名曲です。

最後に、ケツメイシの他の楽曲をいくつか紹介して終わります。

ビートの効いたイケイケな大ヒット曲も有名な彼らですが、ここでは【門限やぶり】のようなまっすぐな気持ちが感じられるラブソングをセレクトしてみました。

切ないラブソング【そばにいて】

ヒップホップとレゲエをベースに心温まるラブソングからポップな楽曲でファンを魅了し続けているケツメイシ。特にラブソングには定評があり、ソウルフルでありながら洗練された楽曲の数々を送り出しています。今回は、ケツメイシのアルバム曲でありながらファンの支持を得ている「そばにいて」の歌詞に迫ってみます。

【そばにいて】ケツメイシの優しさと切なさを感じるラブソング

こちらも【門限やぶり】と同じ、アルバムの中の1曲でありながら人気の高い楽曲です。

いつも隣にいるのが当たり前の彼女の大切さに気付いた主人公。

好きだからこそ感じる不安が綴られています。

じっくりその想いに浸れる名曲です。

感動的なラブソング【君と出逢って】

泣き歌を多くリリースしているケツメイシ。今回は、ケツメイシの「君と出逢って」をご紹介します。感動のMVは必見です!そして、結婚式にぜひ起用してもらいたいと思える感動の歌詞にも注目ですよ!収録アルバムも同時にご紹介していきますので、併せてチェックして下さい!

感動的なラブソングを届けてくれるのは【君と出逢って】

メンバーの撮影したMVからも感動が呼び起されます。

大切な君と出逢って変わることができた自分

心に染みわたっていく歌詞は要チェックです。

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