アルバム「SAITAMA」収録!衝撃の問題作
2019年6月9日に念願のさいたまスーパーアリーナでワンマン公演!という岡崎体育さん。
その前の2019年1月9日にリリースされた3枚目のアルバムが、その名も「SAITAMA」です。
岡崎体育さんというとポケモンのオープニングとエンディング両方の主題歌を担当……。
タイアップが多いイメージかもしれません。ところがアルバム「SAITAMA」はタイアップなしです。
しかも音楽そのもので直球勝負!という内容になっています。岡崎体育さんの正体ここにあり!
「からだ」MV
ひとまず「からだ」が衝撃の問題作……ということはMVを1回見ただけでもわかるでしょう。
むちゃくちゃかっこいいサウンドで、様々な音楽的アプローチが取り入れられています。
歌詞もかっこよさげですが、岡崎体育さん節全開になっていて、1回聴いただけでは謎ばかり。
さらにMVの映像がまさに鳥肌モノでしょう。目が点になった人も多かろうと思われます。
え?岡崎体育さんってバンドだったの?嘘なの?どっち?と疑問だらけのはずです。
そんなわけでこの「からだ」のMVをじっくり見ていくことにしましょう。
「からだ」MVを解釈
全部カタカナ…
クリティカルヒット
オン ザ ヘッド
ウルトラハードモード
ノーライフ
バイバイネグレクト
マイスタイル
ワイファイインターネット
ブレイクダウン
出典: からだ/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育
まずイントロのかっこよさに驚愕!重厚感のあるリズムにキラキラしたシンセが重なります。
ただ、その後に続く冒頭の歌詞は全部カタカナ。韻を踏んでいて音感はいいわけですが……。
果たして意味は?というと、落ち着いて考えなければ理解できないかもしれません。
最初は「頭に会心の一撃、非常に忙しい状態で生きた心地がしない」という意味でしょうか。
ゲーム用語としてのクリティカルヒット……という解釈もできそうです。
さらに「無視しないのが自分のやり方、無線LANのWi-Fiやネットはつながらない」と続きます。
音楽用語としてのブレイクダウンという意味も含まれるかもしれません。
この解釈で合っているかどうかは謎ですが、岡崎体育さんの音楽や仕事ぶりを想像できそうです。
テキトーっぽいカタカナばかりですが、音感も、何となく想像できる情景もお見事!
3ピースバンド?
ずっとステージで
待ってる中ボス
包囲網をすり抜けるテク
発酵終わってる 炭酸割り
フューチャーライター
何段目の段差
出典: からだ/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育
そして問題のMV映像ですが、タイトルバックではMacが2台、左右に並べられているだけです。
それなのにイントロや歌が始まると、ボーカル・ドラム・ベースがすべて岡崎体育さん。
まるで3ピースバンドの演奏シーンのようになっているわけです。
さらに全部カタカナに続く歌詞も不思議な内容になっています。
ラップ調で音感重視……だけとも言い切れません。何しろ単語ひとつひとつのインパクト大!
まず「中ボス」とはゲームのステージの途中で登場するボスキャラのことでしょう。
「フューチャーライター」はパズドラのスキル「フューチャーライト」と関係あるのでしょうか。
意味深っぽいのにわかりません。でも何となく岡崎体育さん自身のことを表している感じです。
爆発からの埼玉?
岡崎体育さん節全開!
爆発だ Bomb
ライク ア ウォーキングデッド
爆発だ Bomb
気が遠くなる
爆発だ Bomb
いや まだいける
さいたまが俺を呼んでいるんだ
出典: からだ/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育
ラップ調からの爆発。
生きた屍(しかばね)のように何度も立ち上がってよみがえろう!という意味でしょうか。
そして埼玉の登場です。当然「さいたまスーパーアリーナ」のこと。
ずっとラップ調で爆発までしておきながら、ここはしっかり歌うところがおもしろいですね。
いや、音楽的な展開として魅力的という話。ただ、岡崎体育さん節全開でニンマリさせられます。