情熱を持って夢を追いかける中には、きっとたくさんの出来事があるはずです。
その中でも、特に夢や情熱に影響を及ぼすもの。
それはきっと、人との出会いや別れなのではないでしょうか。
あの人との出会いが、夢をさらに大きく成長させた。
あの人との別れが、夢を確固たるものにさせた。
夢に向かって歩む人々は、きっと誰しもがそんな経験を持っていることでしょう。
人との出会いや別れには、必ず大きなエネルギーの感情がつきものです。
けれどその悲しみや喜びもすべて、いつかはきっと夢の大きな糧となるのではないでしょうか。
誰かとの思い出に囚われることもあるけれど…
きみとふたり歩いた色づく並木道
光の中ふたり包まれ このまま永遠に
でも町に風が吹き ふたりを明日へといざなう
ああ さようなら わたしの美しい時間よ
出典: 夜明けのうた/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
夢に向かって進む中で、様々な人と過ごしていく時間。
夢が大きければ大きいだけ、そんな誰かとの大切な思い出も増えてゆきます。
時間を忘れ、仲間と将来の大きな夢を語り合った時。
大きな困難を、仲間と協力して乗り越えた時。
気づけば自分の夢を語るには欠かせない仲間が、周りにはたくさんいるのではないでしょうか。
けれど、その思い出の時間は全てが良いものではないかもしれません。
時には夢の為に、大事な恋人や家族との時間を犠牲にしたこともあったでしょう。
もしかしたら夢に向かって歩む途中で、道を違えた仲間だっていたのではないでしょうか。
誰かとの良い思い出も悪い思い出も、気づけばすべて過去のもの。
時には過去に囚われてしまいたくなる瞬間もあるかもしれません。
ですが、過去にいつまでも囚われていてはいけません。
夢を叶えるためには、前を向いて歩いてゆかなければならないのです。
出会うのは他人だけじゃない
ああ 夜明けはやってくる やさしさの向こうに
ああ わたしも旅立とう あたらしい明日に
会いにゆこう あたらしいわたしに
出典: 夜明けのうた/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
たくさんの人との思い出を積み重ねて歩んできた、夢への道のり。
だからこそ、これからの道のりの先にもまた、新しい出会いが待っていることでしょう。
また、新しく出会う相手は何も他人だけではありません。
誰かとの出会いや別れを経験したり大きな困難を乗り越えた先には、新しい自分との出会いも待っています。
壁を乗り越え成長した私、誰かとの出会いを経て新しい考え方をするようになった私。
そんなまだ見ぬ自分との出会いも、夢へと歩む道のりの1つの醍醐味ともいえるのではないでしょうか。
この街は夢への情熱で溢れている
ああ 町よ 夜明けがくる場所よ
そしてわたしの愛する人の 笑顔に会える町よ
ああ 心よ 静かにもえあがれ
風がいざなうその先の あたらしい明日に
会いにゆこう 未来のわたしに
会いに行こう わたしの好きな人に
会いにゆこう あたらしい世界に
出典: 夜明けのうた/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
今まさにあなたが夢への道のりを歩む中、暮らしている街。
その街にはあなた以外にも、たくさんの人々が夢への挑戦を続けていることでしょう。
たくさんの人々の夢への情熱で、この街は出来ています。
何気なく日々すれ違う人々。
彼らも今もしかしたら、胸の中に熱い闘志を抱く人たちかもしれませんね。
戦い続けているのは、あなただけではありません。
そう思うと、心の中から少し勇気が湧いてきませんか?
その勇気を胸に、今日もまた一歩を踏み出しましょう。
いつか夢が叶う、その時が来るまで。
最後に
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最後に、本記事と併せて読んで頂きたい解説記事を2本ご紹介して終わりたいと思います。
今回ピックアップしたのは、冒頭でも先述した宮本浩次初のソロアルバム「宮本、独歩。」。