家入さんの幼少期には少しと複雑な事情が絡んでいたようです。

家庭の事情で、幼稚園から小学校低学年まで親元を離れていたという家入さん。

親類の家を転々としながら、幼い心には寂しさと疑念大人への不信感が膨らんでいたことかと思います。

「Bless You」の冒頭に出てくる、「愛なんていつも残酷で、もう、祈る価値ないよ…」という歌詞

このフレーズには、当時幼い家入さんが自身の複雑に揺れる心を落ち着かせるために唱えていた言葉なんだとか。

求めることをやめ閉ざす心

【Bless You/家入レオ】背景にあるのは大人への不信感?!真実を紡ぐ歌詞の意味を徹底解釈!の画像

幼心というのは、大人が一様に理解できるほどシンプルではないんですよね。

自分達も子供だったから想像できるよ、なんて簡単にいうけれどほんとに大人はわかってくれているんだろうか。

子供の心の中はとても敏感で日常は疑問で溢れかえっているもの。

その疑問に応えてもらえないことほど、辛いことはないと思います。

「祈れば神様は愛を与えてくれる」と教わった幼い家入さん、いくら願ってもご両親の傍に戻れなかった幼い家入さんはどんな思いでいたでしょうか。

まっすぐに疑問をぶつけられなかった家入さんと、そんな疑問に霧をかけて誤魔化そうとする大人たち。

「愛なんて残酷なものを求めるのはやめよう」そう閉ざすことで、積もる大人への不信感から身を守っていたのかもしれませんね。

歌詞に込められた想いとは

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その当時の複雑な気持ちを「Bless You」に込めることで当時の出来事と改めて向き合えたという家入さん。

幼い頃どうして離ればなれにならなくてはならなかったのか、

その疑問を大きくなってからご両親にぶつける機会があったのでしょう、それは上京を反対された時に思わずぶつけてしまったのかもしれませんね。

それまで、どことなく距離を感じるご両親との関係に苛立ちがあったと語る彼女。

あらいざらい言いたいをぶちまけたことでふっ切れたようです。

背景を感じながら歌詞を鑑賞♪

Day by day 君は逃げようとした
聞こえないふりをしてた
でも気づいてたね

Ah 誤魔化せない 日々を
そこに 救いがないことも

愛なんていつも残酷で もう 祈る価値ないよ
そう言って 涙隠した 心消さないで
飾りもつけずに もがいてる

愛されたい 抱きしめたい 泣きたくない
怖くて捨てた
そんなんで 満たされるのなら
僕を 傷つけて
見えない真実 見えるはず

出典: Bless You/作詞:家入レオ 作曲:家入レオ、西尾芳彦

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心の内を悟ってよ、なんてよくいいますが、エスパーじゃないしやっぱり口にだして言わないと伝わらないことってありますよね。

たとえ本音を伝えてすれ違うことになったとしても、本音を知っているのと知らないのとでは未来が大きく変わると思うんです。

気をつかわずなんでも話して耳も傾ける…つまりgive&takeの心理。

愛されたいから相手を愛する、満たされたいぶん相手をめいいっぱい抱きしめる。

与えること、受けとること、そんなシンプルなやりとりがまさに最大の愛のカタチだと感じさせられるナンバーです。

おわりに

いかがでしたか?

魅力たっぷりの家入レオさん。

彼女のことをもっと知りたくなったアナタは、2013年に発売された単行本「レオのこと」で彼女自身のvoiceを聞いてみて下さいね♪

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