ライブパフォーマンスで感謝を伝える一曲
『「ありがとう」~世界のどこにいても~』が出てすぐ、同名のコンサートが開かれました。
まずは、日本のファンに、ありがとうを伝えたことがわかります。
その後「ASIA FIRST TOUR 2012」で、世界に挨拶をする台湾・香港公演が実現。
香港コンサートでは、『「ありがとう」~世界のどこにいても~』が披露されています。
横浜アリーナ公演が収録されたのはJUMP WORLD2012/Hey! Say! JUMP(DVD)。
『「ありがとう」~世界のどこにいても~』の当時のパフォーマンスが確認できます。
DVDのDISC2では、香港・台湾公演のダイジェストを見ることもできます。
では、世界進出を考えて作られた歌詞を、じっくりみていきましょう。
世界各国へ「ありがとう」のメッセージソング
日本語のありがとうを大切にした歌詞
『「ありがとう」~世界のどこにいても~』は、日本語の「ありがとう」がキーフレーズ。
世界中のHey! Say! JUMPファンへの感謝を伝えるため、まず日本語を大事にしています。
それを表すように、全員で感謝を伝える歌いだしがこちら。
We say… Oh… ありがとう
出典: 「ありがとう」~世界のどこにいても~/作詞:森若香織、村野直球、亜美 作曲:STEVEN LEE
まず、日本語でありがとうと全員で歌ってくれるストレートな始まりです。
また、歌詞の随所に「ありがとう」のフレーズが見つかります。
曲の5つのパートも、「ありがとう thank you for…!!」と、感謝の歌詞で始まります。
そして、歌のラストのフレーズがこちら。
Wow Wow Wow Wow I love you 「ありがとう」
出典: 「ありがとう」~世界のどこにいても~/作詞:森若香織、村野直球、亜美 作曲:STEVEN LEE
ありがとうに始まり、ありがとうに終わる、感謝の歌ですね。
アリアリ…ガトガト…韻を踏んだ耳に残るフレーズ
聞いているだけでは気づかないのですが、歌詞を読むと面白いアレンジが見つかります。
「ありがとう」の響きを活用し、特に耳に残るのは中盤のこちらのパート。
ア リアリアリ thank you you!
Just ガトガトガトガト アリガトゥ
出典: 「ありがとう」~世界のどこにいても~/作詞:森若香織、村野直球、亜美 作曲:STEVEN LEE
ありがとうを”アリ”と”ガト”という音に分けて繰り返す部分。
ア リアリアリには、英語のrealy(本当に)の”リアリー”という音がかけられています。
そして、“ガトガトガトガト”という不思議なフレーズが耳に残る人は多いでしょう。
日本語の「ありがとう」という言葉をアレンジしたちょっと笑える歌詞。
そこにきて、クールな歌声の組み合わせがこの曲の魅力です!
世界19か国のありがとうが覚えられる!?
サンキュー以外の「ありがとう」を探そう
歌詞には、他にもたくさんの国の「ありがとう」の翻訳が入っています。
「サンキュー」以外にも聞いたことのある外国語が見つかるかもしれません。
ありがとう Thank you for...!! 世界中へとハグ
シェイシェイシェイ四千年 Shake it! 踊ろう
エキサイティング! スパシーバ! スパイムービーワンダホーで
あのファッショングラっと来て もうグラッチェグラッチェちぇけらうよ
Wow Wow Wow Wow I love you 「ありがとう」
出典: 「ありがとう」~世界のどこにいても~/作詞:森若香織、村野直球、亜美 作曲:STEVEN LEE
中国語のありがとう「シェイシェイ」は、英語のShake(シェイク)に音を合わせています。
ロシア語の「スパシーバ」イタリア語の「グラッチェ」と、響きを楽しむ歌詞に。
シェイシェイ、スパシーバ、グラッチェは言い換えられて3回も登場します!
歌詞だけ見ると、もはやギャグ?ですね。