泣き虫☔【POISON.】歌詞の意味を徹底考察！敵とは誰のこと？毒に塗れる世間への反骨心を読み解く

主人公の想いはここでも赤裸々に綴られています。

当たり前のように仮面をかぶって生きる人々。

「しかしそれでは意味がないじゃないか！」。

主人公はきっとそう思っていることでしょう。

嘘でとりつくろった姿は、本来の自分の姿ではありません。

それを当たり前のように他の人はこなしています。

自分はどうするべきなのか。

そこに馴染めるのか。

今の疑念や猜疑心を捨てて、他人と同じようにあるべきなのだろうか。

主人公はきっと長い間、迷っていることでしょう。

しかし考えていても答えは出ません。

いずれにしても、主人公が納得できる答えではないからです。

主人公は常に苦悩と迷いの中にいます。

この歌詞では、「ゾンビ」という言葉も登場。

ここでのゾンビは、1人の存在ではないようです。

「減少する」という表現から、複数いることが分かります。

これは主人公の嫌悪する他者のことでしょうか。

もはや人間の体をなしていないという比喩表現かも知れません。

もしくは、世間に迎合することの恐怖を表した言葉にも捉えられます。

いずれにしても主人公はこの社会で、生き生きとはできないようです。

どこか生の実感がなく、ただ誤魔化し過ごす毎日。

主人公はそうでなくなる日を、願って止みません。

【POISON.】の歌詞を解釈しました。

非常に重い内容でありながら、共感もしやすい歌詞でしたね。

生き辛いと感じている人のそばに寄り添う楽曲でした。

さて、OTOKAKEでは他にも数多くの楽曲をご紹介しています。

この記事はGADOROの【GO ON】の歌詞解説記事です。

彼なりの人生や生きざまについて、赤裸々に語られています。

非常に元気をもらえる楽曲ですので、ぜひあわせてご覧ください！