KOBASOLOとこぴがタッグを組んで作った春のラブソング!
アーティスト兼音楽プロデューサーとして大活躍中のKOBASOLO。
そして、バンド「mappa」のボーカルで、YouTubeでの音楽活動を通して一躍有名になった歌手のこぴ。
今話題の2人が手を組んだ楽曲が、今回紹介する「春に揺られど君想う」です。
「春に揺られど君想う」は、KOBASOLOのアルバム「Clumsy」の中に収録されているオリジナル曲。
KOBASOLOとこぴは、過去にも様々なカバー曲をYouTubeで公開しており、どれも高い再生回数を記録しています。
「変わらないもの」や「明日への扉」など、おしとやかで可愛らしいバラード曲を中心にコラボしてきた2人。
しかし「春に揺られど君想う」は、そのようなバラード曲とは打って変わって、アップテンポでクールな楽曲となっています。
KOBASOLOとこぴの新たな一面を感じることができる一曲といえるでしょう。
カッコ可愛いこぴが登場するMVに注目!
「春に揺られど君想う」のMVでは、カッコ可愛いこぴの歌唱姿をたくさん見ることができます。
舞台はお洒落な雑貨屋さんのような場所。
そこで、ショートボブで爽やかな格好をしたこぴが力強く歌い上げています。
そして、こぴとは別に、このMVの主人公として登場する女子高生のシーンも必見です。
何か思いつめた様子で、のどかな道を全力疾走する制服姿の女子高生。
まるで好きな人のもとへ急いで走っていくようにも見えます。
ありきたりだけど切ない恋を描いた歌詞を解説!
「春に揺られど君想う」は、片思いの相手と離れ離れになってしまった主人公を描いた作品。
いつか離れ離れになってしまうことは分かりきっていたけど、それでもショックを隠すことができない…。
そんな切ない恋の物語を描いた作品になっています。
離れ離れになった2人はどうなってしまうのか。
歌詞の内容をさっそく見ていきましょう。
1番の歌詞
惹かれ合ったその時から…
いつの間にかそれは敷かれていた
有無も言えずに うらめしいや
どうやら自分で敷いた物差しだ
何かおかしいですか
出典: 春に揺られど君想う feat. こぴ/作詞:kobasolo 作曲:kobasolo
自分の価値観(=自分で敷いた物差し)で、片思いの相手を選んだ主人公。
「有無もいえず」といっているので、無意識のうちに片思いの相手のことが好きになっていたのでしょう。
誰だって、自分の価値観に合う異性を好きになるのは普通のことです。
しかし「何かおかしいですか」といった言葉を放っていますね。
つまり、傍からみたら「なんでわざわざこんな人を選んだの?」と思われるような人を好きになったのだと思います。
この先離れ離れになることが容易に想像できる相手のことを、主人公は好きになってしまったようです。
惹かれたその時から、主人公は切ない恋をする運命にあったのでしょう。
とうとう離れ離れになる時が来た
命短し恋する乙女だ
君の目に映りたかった
されど言葉はおぼつかないまま
鐘の音を鳴らした
出典: 春に揺られど君想う feat. こぴ/作詞:kobasolo 作曲:kobasolo
切ない運命を辿ることは分かっていたけど、それでも主人公の気持ちは止められませんでした。
とにかく片思いの相手と一緒にいることだけをいつも考えていた主人公。
でも、肝心なことはいつも言えないまま、2人はとうとう離れ離れになる時を迎えたのです。
春は出会いの季節でもありますが、別れの季節でもあります。
春が来て、主人公か片思いの相手のどちらかが進学や転勤などで遠くの地へ行かないといけない状態になったのでしょう。
「鐘の音」というのは、きっとそんな切ない春の訪れを意味しているのだと思います。
何か伝えようと思ったけど…
消えた消えた 言葉がまた消えた
持ち込んだ言葉が見つからないの
消えた消えた 消えた言葉は今
春の青に隠れた
出典: 春に揺られど君想う feat. こぴ/作詞:kobasolo 作曲:kobasolo
離れ離れになる前に、自分のありったけの気持ちを伝えようと思った主人公。
しかし、どんなに考え込んでもぴったりな言葉が思いつきません。
そうこうしているうちに、2人で一緒にいられる時間(=春の青)は終わってしまったのです。