スピッツの3大「こわい」楽曲たち

【スピッツ】歌詞の意味が実は怖い?!「ロビンソン」「楓」「スパイダー」の画像

誰もが聴いたことのある【ロビンソン】【】【スパイダー】を手掛ける4人組ロックバンドスピッツ」。

今回は、彼らの魅力あふれる3曲についてご紹介していきます。

なぜこの3曲なのか、それはこれらの楽曲が「こわい」といわれているからです。

その「こわい」というのは一体どのような内容なのか、そこには深い意味が隠されていました。

ロビンソン

ロビンソンについて

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1995年4月にリリースされたコチラの楽曲は、スピッツ11枚目のシングル

初のオリコンチャートトップ10入りを果たした思い出深い楽曲でもあります。

1996年に放送された大ヒットドラマ「白線流し」の挿入歌にも選ばれました。

MV

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シンプルな白黒の映像の中、レトロなバスに乗るメンバー

光の入るスタジオで、演奏しているシーンも重なります。

そして辿り着いたのは、冬の海でしょうか。

後姿が、まるで映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」のようです。

歌詞

それでは、なぜこの歌詞が「こわい」のか見ていきましょう。

新しい季節は なぜかせつない日々で 河原の道を自転車で 走る君を追いかけた

出典: ロビンソン/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗

新しい季節、この楽曲がリリースされた4くらいでしょうか。

新生活で、河原を走るわけですから学生さんが連想されます。

前には、彼女の後姿が見えているのでしょうか。

しかし「せつない」のはなぜでしょう。

新生活に憂鬱なことが多いのは世の常ですが、「会社に行きたくないなー」「学校に行きたくないなー」という憂鬱は「せつない」ではないような気がします。

続きを見ていきましょう。

垣間見える「せつなさ」

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思い出のレコードと 大げさなエピソードを 疲れた肩にぶらさげて
しかめつら まぶしそうに

出典: ロビンソン/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗

大げさなエピソード、といえば新年会の自己紹介かなんかでしょうか。

疲れた方、で一気に新社会人が連想されますね。

この部分の2行目では「せつない」というような顔を想像させるような歌詞が登場します。 

それは悲しいような、渋い顔をしているのでしょう。 

仕事がうまくいかないから?すべてが憂鬱だと感じてしまうから?

なぜそのような顔をしているのかというと、その謎はこのあとに続く歌詞から読み取ることができます。

束の間の幸せ?